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「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれた時に、読み聞かせたい絵本5選

子どもの純粋な疑問に答えて。

「赤ちゃんは、どこからやってくるの?」
ある日、ふと我が子にこう訊ねられたら、あなたは何と答えますか?
「コウノトリが運んできてくれた」?それとも、ごまかさずにあるがままのストーリーを語りますか?
おそらく、大半の親が戸惑い、口ごもってしまうのではないでしょうか。
どこまで話すべきなのか悩みますし、命の話をないがしろには出来ません。ちゃんと答えてあげようと考えれば考えるほど、難しいですよね。
今回は、そんなとっても大切な、性や、命の話について書かれている絵本を5冊選んでみました。
選んだ5冊の本の中には、性犯罪から身を守る術を丁寧に教えてくれる絵本も含めています。
性や命の話と一緒に、この機会にぜひ、お子さんに読み聞かせてあげてください。
 

「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれた時に、読み聞かせたい絵本5選

 

ごまかし一切なしの、命の話。

『ぼくどこからきたの?~あるがままのいのちのはなし。ごまかしなし、さしえつき。~』ピーター・メイル/著・谷川 俊太郎/訳 河出書房新社

こちらの絵本は、子どもに語り掛けるかたちで、とても丁寧に説明していますが、かなり濃い内容になっているので読み聞かせる前に少し覚悟が必要かもしれません。一切のごまかしが無いので、子どもとしては知りたかったことを存分に知られるはずです。
 

親しみある絵で、子どもの「なぜ?」に答えてくれる絵本。

『なぜなのパパ?』きたざわ きょうこ/さく・やなせ たかし/え アーニー出版

こちらは、表紙の絵から見てもわかるように、子どもたちにとって、とっても親しみのある、やなせたかしさんが絵を担当されています。話のテンポも良く、子どもの知りたい気持ちに寄り添って、出来るだけわかりやすい、理解しやすい言葉を選んで作られたのがよくわかります。オブラートに包みつつ、知りたいことだけ的確に答えてくれているので、読む側もかまえずに読むことのできる一冊です。
 

自分の身体が大切だと知れる絵本。

『わたしのはなし』山本 直英・和歌山 静子/さく 童心社

こちらは、女の子に向けて書かれている絵本ですが、もちろん、読み聞かせるのは男の子であっても構いません。
この本では、心と体がいかに大切であるかを説いており、プライベートゾーンについても触れられています。命の話と言うよりは、プライベートゾーンを他人に触られるのは良くないということ、そのようなことをされた時にどう自分を守るかということが書かれています。赤ちゃんの話からは少し外れてしまうかも知れませんが、これも同じ性の話の一つとして、ぜひ、お子さんに伝えてあげてほしいと思います。
 

なぜ、自分がここに生きているのか。

『ぼくのはなし』和歌山 静子/さく 童心社

この絵本の主人公は男の子ですが、もちろん、こちらも女の子に読み聞かせてあげて構いません。
海君という、一人の男の子を通して、赤ちゃんがいるお腹の中の仕組みや、赤ちゃんが形になって生まれるまでのストーリーを可愛い絵で伝えてくれています。性交の図や話も少し出てきますが、あくまでも命が形になるまでのストーリーの一つとして伝えられているので、語りづらさはそれほどありません。
 

性被害から身をまもる術を教えてくれる絵本。

『とにかくさけんでにげるんだ~わるい人から身をまもる本~』ベティー・ボガホールド/作・安藤 由紀/訳 岩崎書店

こちらも、山本直英さん、和歌山静子さんの『わたしのはなし』同様に、自分の大切な心と体を守る術について教えてくれている絵本です。更に、こちらはもう少し具体的な例をいくつか紹介してくれているので、お子さんもいろいろなケースをイメージしやすいのではないでしょうか。
お子さんに命の話をする時に、ぜひ、それを脅かす存在がいるのだということ、如何なる場合も自分は全く悪くないのだということを一緒に話しておくことは、誘拐や性被害の予防にもきっと繋がるはずです。
こういった絵本を通して、親子で気軽に話せることは、親として、とてもありがたいと思います。
 

誰だって自分のルーツを知りたいもの。

 
いかがでしたか?
なるべく、恥じらいなく語れるものを選んだつもりですが、それでもまだ大人からみれば、戸惑ってしまう絵や単語が見られたりと、躊躇してしまうことがあるかもしれません。
しかし、『ぼくのはなし』のあとがきで、著者の和歌山静子さんは、こう言われています。
「この問いは、子どもにとっては、自分のアイデンティティ(正体)を確かめることなので、決して親はいいかげんに扱ってはいけません。」
和歌山さん曰く、「自分のルーツを知ることによって自分の価値に気がつく」のだそうです。
このことを常に頭においておけば、純粋な子どもの問いかけに恥じらっている場合ではないとすぐに気づくはずです。
誰だって、自分のルーツを知る権利があるのですから。
話しづらい話だからこそ、絵本に助けてもらいながら、ごまかさずに、ぜひ、教えてあげたいですね。

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~絵本で赤ちゃん返りを乗り切ろう!~兄弟が出来る我が子へ、読み聞かせたい絵本10選

読み聞かせで安心感に包まれて。

我が子に兄弟が出来ることは、喜ばしいことです。なぜなら、生きていく上で、互いに励ましあい、助けとなり、無条件に自分の味方となる存在は、そうはいないからです。
兄弟がいて良かったと我が子にも感じてほしいと思うのが親の性ですが、実際には、なかなか親の思い通りにはいかず、兄弟のありがたみを知るのは、もっとずっと後のことになるのが殆どなのではないでしょうか。
幼いうちは、兄弟が出来ることによって大好きなママを奪われるのではないかと子どもは気が気ではありません。下に兄弟が出来たからといって、そう簡単に、お兄ちゃん、お姉ちゃんに急にはなれないのです。お子さんによっては、赤ちゃん返りが起こってしまって手が付けられない状態になってしまうことも。そんな時、上のお子さんの気持ちに寄り添って、自分は愛されているのだという安心感を与えてあげられることが、お子さんの自己肯定感を育むことに繋がるのだと思います。
絵本は、こうした「安心感」を与えることにおいて、ピッタリなアイテムです。優しい声で絵本を読み聞かせてあげることで、母も子も穏やかな気持ちになり、安心感に包まれるのです。
今回、兄弟が出来る上の子の気持ちに寄り添える絵本を10冊選んでみましたので、これを機会に、ぜひ、お兄ちゃん、お姉ちゃんに、たくさん読み聞かせてあげてください。

 

兄弟が出来る我が子へ、読み聞かせたい絵本10選

 

温かい気持ちに包まれる絵本。

『わたしがあかちゃんだったとき』キャスリーン・アンホールト/さく・角野 栄子/やく 文化出版局

自分が赤ちゃんだった頃に着ていた小さな洋服をみつけたことをきっかけに、赤ちゃんだった自分のことをお母さんに訊ねる女の子。赤ちゃんだった自分は、何を食べていて、どんな遊びが好きで、どんな風に愛されていたのか・・・女の子の質問一つ一つに丁寧に受け答えをしながら、お母さんは、女の子へかけてきた溢れんばかりの愛情を示していきます。
この絵本を読んだ後で、「あなたも赤ちゃんだった頃・・・」と、お子さんに伝えられると素敵ですね。
 

上の子の心情の変化がなんとも健気!

『あなたってほんとにしあわせね!』キャスリーン・アンホールト/さく・星川 菜津代/やく 童話館

自分に弟が出来るなんて、これまで想像もしたことがなかった女の子にとって、赤ちゃんは異質の存在。
おばあちゃんは赤ちゃんを見て、「かわいい!」と言いますが、女の子にとっては「つぶれたいちごみたい」にしか見えません。それでも少しずつ向き合って、赤ちゃんと過ごす日々を楽しめるようになっていく女の子の心情の変化が、丁寧に描かれている作品です。
 

あかちゃんの一年がわかる写真絵本。

『あかちゃんてね』星川 ひろ子・星川 治雄/著 小学館

こちらは、産まれて一時間経った赤ちゃんが一歳を迎えるまでを、まるでお母さんが上のお姉ちゃんに優しく語り掛けているかのような文章と写真で紹介している写真絵本です。ページ最後の方には、一年間で赤ちゃんがどのくらい大きくなったかわかる写真が見開きで載っているので、赤ちゃんの成長の早さに驚くお子さんの顔が見られるかもしれませんね。上の子にとって、これまで未知の存在であった漠然としていた妹(弟)のイメージが、写真によって、より鮮明に思い描くことが出来る一冊です。
 

お腹の中の赤ちゃんを身近に感じられる絵本。

『おへそのあな』長谷川 義文/さく・え BL出版

こちらは、今はまだお母さんのお腹の中にいる赤ちゃんが、お母さんのおへその穴から、外の様子を見たり、聴いたりしている、微笑ましいお話です。お腹の中に赤ちゃんがいると言われても、それは当然目に見えないので、子どもたちにとっては、どこか現実味がなくて釈然としませんが、この絵本を読んであげることで、目には見えなくても、ちゃんとそこに命があることに気づいてもらえるのではないでしょうか。
「なんで絵が逆さなの?」子どもの口からそんな疑問が出てきたら、親としてはしてやったりですね。
 

戸惑いながらも、楽しみで仕方ない、ぼくの弟。

『あかちゃんがやってきた』角野 栄子/さく・はた こうしろう/え 福音館書店

「おーい、おとうと」生まれてくるのは弟に違いないと、弟と遊ぶ自分を想像するお兄ちゃん。妄想はどんどん膨らんで、留まることがありません。
こちらは、まだ見ぬ赤ちゃんに、嫉妬心を抱きつつも、赤ちゃんの誕生が楽しみで仕方ない男の子のお話です。読んでいると、男の子のドキドキとした気持ちが伝わってきて、自然と笑顔になります。最後には、ちょっぴり意外な展開が待っていて「どおりでお腹の大きさが・・・。」と思わず呟いてしまいました。
弟(妹)が出来ることによる、純粋な喜びに溢れる絵本です。
 

構ってほしい。切ない気持ちはネコも一緒。

『ねえだっこして』竹下 文子/さく・田中 清代/え 金の星社

こちらは、お母さんのお膝を赤ちゃんに奪われてしまったネコの、切ない気持ちを描いています。
「わたし まってるから あとでで いいから」そう言って、自分に関心が向くのをひたすら待つネコ。
「あかちゃんなんて つまらない」お母さんと赤ちゃんのやり取りを見ながら、そんなことを考え、「わたし もう おおきいから」なんて、ネコは自分に言い聞かせるのです。
翌々考えれば、これらの感情は全て、上の子が抱くそれと同じですよね。ただし、人間の子は、ネコのように素直に甘えにいけません。だからこそ、少しのシグナルに気づいて抱きしめてあげたいですね。
 

上の子の気持ちに、全力で寄り添った絵本!

『ちょっとだけ』瀧村 有子/さく・鈴木 永子/え 福音館書店

赤ちゃんが生まれてから忙しいママを横目に、自分で着替えたり、髪を括ってみたり、なっちゃんはママの手を借りることなくいろいろなことに精一杯挑戦します。
それらが「ちょっとだけ」成功した時の満足気な表情や、一生懸命”おねえちゃん”を頑張る健気さに、胸の奥がきゅっと締め付けられる作品です。母親が下の子のお世話をしている間、上の子は、少なからず、何かしらの我慢を強いられているのだということに、改めて気づかされます。読むと、上の子を抱きしめたくなるかも知れません。
 

妹を可愛がる、しっかり者のお姉ちゃん。

『あさえとちいさいいもうと』筒井 頼子/さく・林 明子/え 福音館書店

こちらは、面倒見がいい、しっかり者のお姉ちゃんのお話です。
これまで紹介してきた、妹(弟)への戸惑いが隠せない主人公たちとは少し違い、あさえは、自分より幼い妹を守るべき存在であるとちゃんと認識していて、一生懸命”お姉ちゃん”をしています。いなくなった妹を心配して、必死に探して駆け回り、妹への愛が溢れています。
この素敵な”お姉ちゃん”にも、きっと、妹を可愛いと思えなかった時期があったのかな、それを乗り越えて、今こうして小さな妹を大切に思っているのかな、なんて、物語上にないことまで想像が膨らんでしまう作品です。
 

ピーターのささやかな抵抗が愛らしい絵本。

『ピーターのいす』E=ジャック=キーツ/さく・きじま はじめ/やく 偕成社

ピーターは、妹のスージーが生まれてから、自分の物だったものが次々にピンク色に塗り替えられ、スージーの物へと生まれ変わっていくのを目の当たりにします。この絵本では、この時のピーターの感情が何であるかの説明は一切なく、ピーターが自分の物だったそれを見つめる絵と、「あれ、ぼくの ゆりかごだったのに」、「あれ、ぼくの しょくどういす なのになあ」といったピーターのセリフだけで、言葉にならない感情を表現しています。
やがて、まだ青いままの椅子を見つけたピーターは、ある一大決心をするのですが、それがなんとも意地らしく、親目線で見ると可愛いのです。
絵は、コラージュ(切り絵)で出来ており、日本の和紙も使われている為、どこか温かみのある仕上がりになっているのも作品の雰囲気にあっていて素敵です。
 

愛されている自分に気づくことが出来る絵本。

『おたんじょうびのひ』中川 ひろたか/さく・長谷川 義文/え 朔北社

6歳になる、よしふみ君のお誕生会を前に、園では、みんなが生まれた時のことや、赤ちゃんに興味津々です。
赤ちゃんだった自分のことをお母さんに聞きたい”ぼく”は、家にかえって、早速お母さんに訊ねます。「おかあさん、ぼく うまれたとき どんなだったん?」お母さんの口から語られる、赤ちゃんだった時の自分。
懐かしそうな表情でどこか嬉しそうに答えるお母さんを見ていると、子どもであっても、きっと、これまで大切に育てられてきたのだということがわかるのかも知れませんね。
読んだ後で、赤ちゃんだった頃の子どものアルバムを開いて見たくなるのは、きっと、私だけではないはずです。

 

読み聞かせは、年齢制限なし!

いかがでしたか?今回は、赤ちゃん返りが起こってしまう原因にも意識を向けつつ、上の子の気持ちに寄り添った内容や、下の子がまだお腹の中にいるうちから読んであげることで「妹(弟)が出来る」ということがどういうことなのか、よりイメージしやすい内容の絵本などを選んでみました。
読み聞かせには、何歳までという上限はありません。お子さんが望む限り、たくさん読んであげてください。
間違っても、「もう、〇歳なんだから、自分で読めるでしょ!」なんて、突き放すような冷たい言葉はかけないであげてほしいです。
お子さんが読んでほしい時は、きっと、愛されているという安心感に包まれたい時。
そんな時は、出来るだけ受け入れて、精一杯応えてあげたいですね。

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夏に読み聞かせたい絵本15選

絵本で夏を感じよう。

7月になり、我が家の庭でも蝉たちの大合唱が聞こえるようになりました。
いよいよ、夏本番といったところでしょうか。
大人になれば、仕事が忙しかったり、子育てに追われていたりで、季節に浸る暇などないという方もおられるかも知れません。私自身、年々、一年が過ぎるのが早くなっている気がしています。

蝉の鳴き声や、風鈴の音、真っ青な空に浮かぶ入道雲、誰かと通った夏のあぜ道・・・。
誰しもが、きっと子どもの頃に感じたことのある、夏だけに聞こえる音や、見える景色。
絵本は、そんな、耳や目で感じるキラキラとした夏を、私たち大人に思い出させてくれます。
絵本を開けば、瞬く間に、心はあの頃の夏に戻っていくのです。
お子さんにとっても、やはり夏は特別で、大好きな季節。
今回は、そういった夏の音や景色を感じられる、夏に読み聞かせたい絵本を15冊選んでいます。
ぜひ、新たな季節の訪れを感じながら、読み聞かせをしてあげてください。

 

 

夏に読み聞かせたい絵本 15選

 

子ども心がくすぐられる絵本!

『ぼくのかえりみち』ひがし ちから/さく BL出版

「きょうは、このしろいせんのうえをあるいてかえろう」
そら君は、学校の帰り道、自分ルールを一つ作りました。それは、白線の上を歩いて帰るというもの。
白線が途中で途切れようが、無くなろうが、自分で決めたルールは絶対に守らなければなりません。
この絵本を読んでいると、自分がまだ小学生の頃、夏休みに学校の図書館へ本を借りに行った帰り道、姉と白線の上を裸足で歩いて帰ったことを思い出します。
私も、そら君と同じことをしていたからか、この絵本を読み聞かせていると、あの頃の夏の日差しや、いろいろな音、得体の知れない開放感が蘇ってくるのです。
そら君が自分自身に課したルールが、いかに「絶対」であるかがわかる描かれ方が秀逸で、読んでいるこちらまでドキドキハラハラとする作品です。

『ぼくのかえりみち』は、他の記事でも紹介しています。
5、6歳児におすすめの絵本20冊

 

小2むすこ
小2むすこ

横断歩道を渡るところの絵が、すごい!

 

4才むすめ
4才むすめ

お母さんに抱きつくところがいいね!

 

どこか懐かしい、田舎の夏休み。

『まほうの夏』藤原 一枝・はた こうしろう/さく・はた こうしろう/え 岩崎書店

こちらは、夏本来の楽しみ方をたくさん知ることが出来る絵本です。
ぐーたらな夏休みを送っていた都会暮らしの兄弟が、田舎のおじさんからの一声で、田舎の夏を満喫しに行くことになりました。
田舎には、都会では味わうことの出来ないワクワクがいっぱい。最初は戸惑っていた兄弟ですが、すぐに順応し始めるところはさすが子どもの力ですね。
いつかは覚めてしまうから「まほう」なのだろうと思うと、少しノスタルジックな気持ちになりますが、だからこそ、この夏をキラキラした思い出として、留めておくことが出来るのですよね。
田舎に暮らすうちの子からしてみると、「まほうの夏」というか、「ふだんの夏」ですが・・・。

小2むすこ
小2むすこ

この絵本を読んでいると、夏休みが楽しみで楽しみで、たまらなくなる。

 

4才むすめ
4才むすめ

ばあばの家みたい!

 

美しい夏の風景。

『夏がきた』羽尻 利門/さく・え あすなろ書房

こちらは、表紙の絵からして、夏の音や、香りが漂ってきそうな絵本です。
思わず、「わかるっ!」と言ってしまいそうな、扇風機、麦茶、花火、入道雲、通り雨・・・これら、夏の風物詩が、この絵本にはギュギュっと詰まっています。
子どもたちの生き生きとした表情や、真っ青な空に浮かぶ入道雲がとても気持ち良く描かれていて、引き込まれる一冊です。

小2むすこ
小2むすこ

これぞ夏っ!っていう感じ。

 

4才むすめ
4才むすめ

もくもくの雲がおいしそうだった。

 

かわいいかえるたちも夏を楽しんでいます!

『10ぴきのかえるのなつまつり』間所 ひさこ/さく・仲川 道子/え PHP研究所

10ぴきのかえるたちの住むひょうたんぬまで、年に一度の夏祭りが始まろうとしていました。このお祭りに欠かせないのが笛名人のどじょうじいさん。ところが、このどじょうじいさんが囚われの身になったから、さあ大変です!このままでは夏祭りが出来ません。そこで、10ぴきのかえるたちは・・・。
夏祭りメインと言うよりは、どじょうじいさん救出をメインに描いた物語ではありますが、このシリーズはこのドタバタ劇が持ち味だから、それでいいのです。一筋縄でいかないところがこのシリーズの面白さであり、このシリーズが大好きな子たちは、むしろ、このドタバタ劇を求めています。
あの手この手で、10ぴきの個性豊かなかえるたちが協力し合って切り抜けていく様子は、頼もしくも、可愛らしくもあり、子どもの心をつかんで離しません。

小2むすこ
小2むすこ

このシリーズ大好き!この話も、どうなるか先が気になって面白かった~。

 

4才むすめ
4才むすめ

かえるたちの名前が面白い!

 

キャンプに行く予定なら、読んであげたい一冊!

『10ぴきのかえる はじめてのキャンプ』間所 ひさこ/さく・仲川 道子/え PHP研究所

キャンプ好きのお子さんはもちろんのこと、これから初キャンプに行く予定のお子さんや、まだキャンプに行ったことのないお子さんにも、ぜひ、読んでいただきたいのがこちら。
先ほど紹介した「10ぴきかえるシリーズ」ですが、お騒がせな彼ら、実は、キャンプまで楽しんじゃっています。
10ぴきのかえるたちがキャンプなんて、何も起こらないはずがありません。
手作りカレーや、キャンプファイヤーなど、キャンプの王道も賑やかにこなし、かえるたちと一緒に、見ているこちらもキャンプ気分を楽しめてしまう一冊です。

小2むすこ
小2むすこ

10ぴきのかえるたちが楽しそうで、またキャンプに行きたくなった~。

 

4才むすめ
4才むすめ

キャンプでカレー、わたしも食べたい!

 

真っ赤に熟したスイカが食べたくなる!

『ありとすいか』たむら しげる/さく・え ポプラ社

夏と言えば、スイカですよね。こちらは、私が小学校に勤務していた頃、1年生だったか、2年生だったかの必読図書にもなっていた絵本です。
アリが見つけた大きなスイカ。美味しそうなスイカを巣穴に持って帰ろうと奮闘するアリたちのお話ですが、お話の中で何度も登場するスイカの、なんとも美味しそうなこと。真っ赤に熟れている大きなスイカと、真っ黒で小さなアリたちの対比も良くて、思わず絵を見入ってしまう作品です。

小2むすこ
小2むすこ

ぼくも、こんなに大きなスイカにかぶりつきたいっ!

 

4才むすめ
4才むすめ

わたしもっ!!

 

ダジャレ好きには外せない!

『なつやさいのなつやすみ』林 木林/さく・柿田 ゆかり/え ひかりのくに

夏野菜たちが夏休みを満喫する、こちらの絵本。
野菜たちが喋るたびにダジャレがさく裂しているので、ダジャレ好きの息子は、新たなダジャレが出てくるたびに声に出してそのダジャレを堪能していました。物語の内容そのものよりは、言葉あそびを楽しむタイプの絵本です。
ここで覚えたダジャレを言いながら野菜を食べると、苦手な野菜が克服できるかも知れませんね。とにかくダジャレが多い絵本なので、ダジャレがわかる年齢からが読み頃です。

小2むすこ
小2むすこ

野菜に関係したダジャレが、たくさん出てきて楽しかった。ぼくも使おうと思う。

 

4才むすめ
4才むすめ

お兄ちゃん、ダジャレばっかり言ってるもんね。ふふっ。

 

小2むすこ
小2むすこ

ダジャレは頭使うからな~。頭にいいんだ。

 

夏の主役といえば彼!

『セミくんいよいよこんやです』工藤 ノリコ/さく・え 教育画劇 

タイトルからワクワクするこちらの作品。内容は、まさしく、タイトル通りで、ずっと土の中にいたセミ君が、いよいよ地上に上がるその日が描かれています。
同じ作者の『ノラネコぐんだんシリーズ』が大好きな息子。こちらも気に入ったようで、何度も読み返しています。
工藤エリコさんの作品は、絵がとても愛らしくて素敵です。今回、擬人化(?)されているセミや、他の虫たちも、表情にどこか愛嬌があって、読んでいて笑みがこぼれますよ。

小2むすこ
小2むすこ

とにかくセミ君が可愛くて、応援したくなる。

 

4才むすめ
4才むすめ

セミの抜け殻って、こうやって出来るんだ!知らなかった!

 

暑い日に読んで涼しくなれる!

『ばばばあちゃんのアイスパーティー』さとう わきこ/さく・え 福音館書店

『ばばばあちゃんシリーズ』の中でも、お菓子作りをする内容のものは、作り方の簡単な手順が紹介されているので、読んでいると「作ってみようかな~。」という気にさせてくれます。
今回も、いろいろなものを凍らして(そんなものまで凍らすのか!というものまで)アイスパーティーを楽しんでいるので、「これを家でやったら、子どもは大喜びだろうな」と、思わずにはいられません。ばばばあちゃんの手にかかれば、暑い夏ですら涼しくなってしまうのですから凄いですよね。その行動力、見習いたいです。

小2むすこ
小2むすこ

こんなに簡単にアイスが作れるとは、思わなかった!やってみたい!

 

4才むすめ
4才むすめ

冷たくて、美味しそう!

 

夏の日常の中に見える「生」。

『生きる』谷川 俊太郎/詩・岡本 よしろう/え 福音館書店

こちらは、谷川俊太郎さんの詩「生きる」に、ありふれた夏の日常の一コマが挿絵となって描かれている作品です。
誰しもが、普段は無意識に生きていて、そのありがたさを忘れているけれど、ありふれた何でもない日常を送れることの大切さは、非常時になってみて初めて気づけたりしますよね。特に、これまで通りには生きられないコロナ禍の今読むと、詩も、絵も、なんだか痛いほど沁みてしまいます。
非常時だからこそ、ありふれた毎日を幸せに思えたり、
死を前にして初めて、生きることの素晴らしさに気づけたり、
そんなかけがえのない「生」が、この絵本の中にはたくさん隠れています。

小2むすこ
小2むすこ

絵を見て、道路にセミが死んでいたのを思い出したよ。

 

ゆる~い絵がクセになる!

『おばけのアイスクリームやさん』安西 永丸/さく・え 教育画劇

おばけの「ぼんちゃん」は、森のアイスクリーム屋さんです。いろいろなお客さんがアイスクリームを求めてやってきますが、ぼんちゃんは、お客さんそれぞれが喜ぶアイスクリームをちゃんとわかっているのです・・・。
特に大きな出来事が起こるわけではありませんが、話を進めていくうちに、次にぼんちゃんが作るアイスがどんな形なのかが気になってくる、どこかクセになる絵本です。ゆるいタッチで描かれた絵も、これまたクセになります。
暑い夏に、おばけと、アイスクリームと、極限まで無駄を削り取られたがゆえの、ゆる~い絵で、涼しくなってみませんか?
次にどんなアイスクリームが出来上がるのか、アイスをもらいに来たお客さんから想像して、お子さんと当てっこしても楽しいですね。

小2むすこ
小2むすこ

こんなアイスクリーム屋さんが本当にあればいいのに。ぼくなら絶対、カービィの形。

 

4才むすめ
4才むすめ

わたしは、ファントミラージュの形。

 

小2むすこ
小2むすこ

・・・それは難しいだろ。たぶん、キティちゃんぐらいじゃない?

 

4才むすめ
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ぼんちゃんなら、作ってくれると思う。ファントミラージュ。

 

爽快な夏のスタート!

『なつのおとずれ』かがくい ひろし/さく・え PHP研究所

気象予報士のかたつむりによって、梅雨明けが告げられました。そこで太陽が立ち上がり、「みんなに知らせますか」と一言。これにより、メロン、スイカ、セミ、カブトムシ、かきごおり、ソフトクリーム、せんぷうき、ひまわり、蚊取り線香、とうもろこし等々・・・夏の風物詩たちが、夏の始まりに向けて猛ダッシュ!最後は太陽の口が開き・・・。
もしも、夏の始まりが目で見てわかるなら、この絵本のような、爽快で楽しい感じがいいですね。
我が子には、「夏休み」と言われてたくさんの宿題をイメージするのではなく、こういった夏に出来る楽しいことをたくさん思い浮かべてほしいです。
かがくいひろしさんの絵は、ふんわりしていて温かいので、私も、うちの子たちも大好きです。

小2むすこ
小2むすこ

夏に関係する食べ物たちが、楽しそうで可愛い。最後は、そうなるのかっ!と、少し驚いた。

 

4才むすめ
4才むすめ

太陽の口の中は、熱くないのかな?

 


最後に、うちの子も愛してやまない「わんぱくだんシリーズ」を3本立てでご紹介します。
2019年9月に発売された『わんぱくだんのてんぐのすむやま』まで、シリーズは23作品となり、累計95万部を超える人気です。
3人の子どもたちが不思議な世界に迷い込み、冒険をする物語が、子どもたちは好奇心をくすぐられ、わくわくできるようです。23作品ともなると、クリスマスだったり、夏祭りだったり、季節感のあるお話がたくさんあり、読み手側も季節に合ったお話を選んで、手に取りやすいですね。
23作品の中に、夏に読みたい、ピッタリのお話がたくさんありました。

暑い夏に、少しゾクッと!

『わんぱくだんのおばけやしき』上野 与志/さく・末崎 茂樹/え ひさかたチャイルド

けん、ひろし、くみ、3人そろってわんぱくだん。
シリーズいつもの流れと少し違うのが、こちら。
いつもなら、3人が不思議な世界に迷い込んでしまうところですが、今回は、空き家でお化け屋敷ごっこをして終わりです。
ただ、お化け屋敷だけに、3人が怖~い体験をしちゃうので、怖がりさんの心臓はバクバクになるかも知れません。うちの怖がりさんは、「最後、怖かった~。」と言いつつも笑っていましたが・・・。
これくらいの程よい怖さが、怖がりさんには、ちょうど良いのかも知れませんね。

小2むすこ
小2むすこ

本物が出てくるとは思っていなかったので、ドキッとした。
最後の方に出てきた、後ろ姿の子どもたちの仕業だったのかな?

 

4才むすめ
4才むすめ

ちょっと・・・怖かった。

 

ちょっと不思議な夏祭り。

『わんぱくだんのなつまつり』上野 与志/さく・末崎 茂樹/え ひさかたチャイルド

表紙の絵が、とっても楽しそうなこちらの絵本。
わんぱくだんの3人は、お面を付けて、夏祭りを楽しむ準備万端。
楽しそうな太鼓の音色に誘われて、いつのまにやら不思議な夏祭りに迷い込んでしまいました・・・。
これぞ、わんぱくだんといった話の流れに、このシリーズ大好きのうちの子は、途中からニヤニヤが止まりません。
夏祭りの雰囲気もたっぷり味わえるので、このシーズンに読み聞かせてあげるのがピッタリな一冊です。

小2むすこ
小2むすこ

動物たちのお祭りなんて、ありえない話だけど、だからこそワクワクした~。

 

4才むすめ
4才むすめ

わたしも動物と友達になりたい。

 

プール遊びがいつのまにやら、海底探検に!

『わんぱくだんのかいていたんけん』上野 与志/さく・末崎 茂樹/え ひさかたチャイルド

小さなプールで潜って遊んでいたはずのわんぱくだんが、さらに潜って潜って、気づけば、そこは海!
この回も期待を裏切らない、夢のようなお話です。その上、海底にイルカの町があるだなんて、子どもの目がキラキラしないはずがありません。「いいな~。」と、終始、目を輝かせながら、物語に耳を傾けてくれることでしょう。
そして、わんぱくだんシリーズですっかりお馴染みなのは、最後に味わえるドキドキです。
夢オチで「なあ~んだ。そういうことか。」とがっかりさせておいてからの、くみのセリフ、「夢じゃないわ!ほらっ!」で、また、子どもの目はキラキラ。子ども心を最後までグッと話しません。
それにしても、イルカと一緒に泳ぐとは、なんて素敵なシチュエーションなのでしょう♪

小2むすこ
小2むすこ

小さなプールが海と繋がっているなんて、夢みたい!
こんなことが本当に起きればいいのに~。

 

4才むすめ
4才むすめ

イルカの国(町)に、わたしも行ってみたい!楽しそう!

 

 

夏は、なにか楽しいことが起こる季節。

いかがでしたか?
夏をテーマにした絵本は、探せばたくさんあります。
暑苦しくて、うっとうしい季節ではなく、なにか楽しいことが起こる季節。
お子さんが、わくわく、キラキラできる、そんな夏を絵本で一緒に感じることができると良いですね。

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七夕が近づいたら読み聞かせしたい絵本7選

七月七日を前に、七夕を題材にした絵本を読み聞かせよう。

 

七月の行事と言えば七夕ですが、七夕祭りなどが行われる、七夕に馴染みの深い地域にお住まいの方以外は、特に何をするでもなくスルーしてしまうご家庭も意外と多い行事なのではないでしょうか。
笹の葉を飾って、短冊に願い事を書いたり、夜空を見上げて天の川を探す・・・私が思い浮かぶのも精々その程度。七夕の日の過ごし方を熟知出来ている人って、実は、それほどいないのかも知れませんね。
七夕の起源もこれに然りで、もしも、お子さんに「どうして七夕があるの?」なんて聞かれた時、皆さんは答えることが出来るでしょうか。
実は、七夕にまつわるお話は沢山あって、由来も諸説あるようですが、そのどれもが、とても面白いストーリーのものばかりなのです。七夕が題材となっている絵本の中には、七夕そのものの起源が描かれた昔話風のものが沢山存在していて、今のお子さんには、それらが逆に新鮮に感じられるかも知れません。また、七夕が背景にある物語は、どれも温かな雰囲気で、読んでいてほっこりするものが多くあるので、この機会に、優しい親御さんの声で、ぜひ、お子さんに読み聞かせしてあげてください。

七夕が近づいたら読み聞かせたい絵本、6選

 

 

七夕の由来がわかる絵本!

『たなばたものがたり』舟崎 克彦/さく・二俣 英五郎/え 教育画劇

七夕の由来をお子さんに聴かれたら、まず、こちらの絵本を開いて見られることをお勧めします。
いろいろある由来の中でも、こちらは中国の民話を起源とした物語が描かれていて、興味深く読み進めることが出来ます。
七夕にはカササギの群れが織姫彦星を助け、天の川を渡らせてくれるようですよ。
星や星座に興味を持つきっかけにもなる一冊です。
 

オシャレなタッチで描かれた七夕!

『たなばたウキウキねがいごとの日!』ますだ ゆうこ/さく・たちもと みちこ/え 文溪堂

とにかく、絵が可愛すぎるこちらの絵本。ストーリーも可愛らしく、読んでいて笑顔になれる絵本です。
タヌキのポコくんが一生懸命書いた短冊は、隣の狐村まで飛んでいき、きつねのキコちゃんの元まで届きます。ポコくんが書いた願い事は「いっしょにあそべる ともだちがほしい」というもの。可愛い二匹がこの後どうなっていくのか、子どもも大人も可愛すぎて目が離せない物語です。
中国民話に描かれているカササギが登場したり、祭りの由来や七夕飾りの作り方なども載っているので、この一冊で七夕を知ることができ、七夕という行事をかなり堪能できますよ。
 

人気絵本作家の七夕絵本!

『ねがいぼしかなえぼし』内田 麟太郎/さく・山本 考/え 岩崎書店

こちらも絵が素敵な七夕の絵本です。
織姫と彦星が出会って、お互いを好きになり、仕事をかまけて遊んでばかり・・といった、こちらもやはり中国の民話が描かれています。低学年には少し話が長く、聴きづらいかもしれませんが、カササギが出てくる辺りでどの子も食いつくように思います。何と言っても、絵が素敵です。遠くからでも生える絵なので、複数の読み聞かせにも最適な絵本ですよ。
 

七夕が天女の物語だって知っていましたか?

『天人にょうぼう 七月・七夕のはなし』谷 真介/さく・赤坂 三好/え 佼成出版社

こちらはこれまでの中国民話ではなく、日本人なら昔話として一度は耳にしたことがあるのではないかと思われる「天女の羽衣」のお話が七夕の物語として描かれている絵本です。
元々、天女の羽衣の物語として広まっていた話があって、それに後付けで七夕の物語がくっついて七夕の由来として語られたのか、古くから七夕の起源として語られてきた物語の一つとして確立しているのか、謎が多い『天人にょうぼう』ですが、物語は元来、語られるうちに少しずつ、いろいろな物語が離れ、くっつきして形を変えてきたものであると考えれば、とても興味深いですよね。
「こんな由来もあるんだよ。」などと言いながら、どの由来が好きか、お子さんと話し合ってみるのも楽しいですね。
 

七夕祭りが描かれた絵本!

『たなばたまつり』松成 真理子/さく・え 講談社

話にこれといった大きな展開はありませんが、その分、七夕の夜が丁寧に描かれているのがこちらの絵本です。
願い事が叶う時、星が瞬いて合図を送ってくれるなんて、ロマンチックの何者でもありません。特に笹の葉を飾るわけでもなく、普段とあまり変わらず、七夕祭りとは無縁の、七夕の夜を過ごされているご家庭に、絵本で七夕を味わってもらうにはちょうど良い絵本かも知れません。
幻想的で、七夕の素敵な雰囲気を味わえる絵もとっても素敵です。
 

季節の行事絵本を探すなら、10ぴきのかえるシリーズが大助かり!

『10ぴきのかえるのたなばたまつり』間所 ひさこ/さく・仲川 道子/え PHP研究所

こちらも七夕祭りのことを描いている絵本ですが、登場するのは人ではなく、10ぴきのかえるや虫たち。七夕祭りには欠かすことの出来ない笹を探しに10ぴきのかえるたちが奮闘する物語です。このシリーズは、ひっくりかえるや、かんがえるなど、かえるたちのネーミングも愉快で、それぞれのかえるたちにもネーミング通りの個性があり、読んでいてクスッと笑えます。今回は、ザリガニが物語の良いスパイスになっていますよ。
 

子どもが好きなシリーズです!

『たなばたバス』藤本 ともひこ/さく・え 鈴木出版

シリーズもののこちら。以前は、確か、お正月の時に『まめまきバス』をご紹介させていただきましたが、『いただきバス』、『いもほりバス』に続いて三作目として出版されたのがこちらの『たなばたバス』です。どのシリーズも、愛らしいネズミとバスが大活躍していますが、このシリーズが子どもに喜ばれる点は、やはり、読む側も楽しく読める「ことば遊び」や飽きない「テンポの良さ」にあるように思います。七夕と、ネズミたちとバスが、どのように絡んでいくお話なのかは、ぜひ、読んでお確かめください。読み方次第で、子ども心をギュッとつかめる絵本であることは間違いありません。
 

七夕の夜に、絵本の読み聞かせ

 

いかがでしたか?
七夕の由来がわかる物語から、七夕の夜にちなんだ物語まで、七夕の絵本は大人も興味深く読める面白いものが多いように思います。
天の川で離れ離れになってしまった織姫と彦星が、七月七日に再び会う・・・そんな七夕の夜を彩る、素敵な絵本をお子さんに読み聞かせてあげてください。

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自粛中に、親子で暇つぶしになる本 10選+番外編5選

暇を持て余した時は、本を手に取ろう。

長い休みが続いて、しかも、家から出られない・・・。そんな時こそ、本と子どもを近づけるチャンスです。
普段、共働きなどで、子どもとゆっくり触れ合う時間がなかなか持てないお父さん、お母さんは、こんな時だからこそ、絵本を通したスキンシップを、ぜひ、お子さんと沢山とってみてはいかがでしょうか。

しかし、「絵本はすぐに読み終わってしまうし、この時期、図書館に借りに行くのは抵抗がある。」そうお思いの方もいることかと思います。そこで、今回は、一方的に親が読み聞かせをする絵本ではなく、親子で一緒になって暇つぶしできる本を10冊集めてみました。小学生低学年ぐらいまでのお子さんには、ひとりでするには少し難しい工作の本だったり、誰かと見ることでより一層楽しめる絵本だったりと、親子で一緒になって楽しめる本を中心に集めてみましたので、この機会に、お子さんと一緒に本で暇つぶしをして楽しんでみてください。
記事の後半には、番外編として、大人が暇つぶし出来る本もこそっと載せています。こちらもぜひ、ご参考になさってみてくださいね。

自粛中に、親子で暇つぶしになる本 10選

 

人気絵本作家、夢の共演!

『おえかきしりとり』新井 洋行・鈴木 のりたけ・高畠 那生・よしなが こうたく/作 講談社

こちらは、絵本好きなら著者名を見ただけで、ワクワクするに違いない夢のような絵本です。
絵本作家である新井 洋行さん(『れいぞうこ』)、鈴木 のりたけさん(『ぼくのおふろ』)、高畠 那生さん(『バナナじけん』)、よしなが こうたくさん(『給食番長』)が、絵でしりとりをただただしているのが一冊の絵本になったのがこちら。見ているだけで楽しいので、何の絵を描いているのか、お子さんと見ながら当てっこするのも良いですし、この絵本を参考にして、広告の裏などに、お子さんと「絵しりとり」を書いて遊ぶのも楽しいですね。
この休業中に、絵の腕が上がるかも?!

小2むすこ
小2むすこ

何の絵を描いているのか当てっこするのが、盛り上がった!(息子談)

 

4才むすめ
4才むすめ

おもしろい絵がいっぱい!(娘談)

 

工作好きには、たまらないシリーズ!

『小学館の図鑑 NEOのクラフトぶっくシリーズ』小学館

こちらは、工作好きなお子さんにピッタリな一冊です。切り取り線が入っているので、ハサミをほぼ使わずに作ることが出来ます。完成後は、遊ぶことも出来ますし、台紙に張って立体図鑑を作るなど、自主勉や自由研究にもお勧めです。
この『りったい恐竜館』は、18種類の恐竜がペーパークラフトで作ることが出来ますが、この他にも「昆虫」や「乗り物」、「花」など、沢山シリーズが出ているので、お子さんの「好き」に合わせて選ぶと、飽きずに楽しめますよ。うちの息子は、シリーズの「昆虫」を黙々と一人で作り、完成したものは、額縁に入れて、標本のようにして部屋に飾っています。

小2むすこ
小2むすこ

めちゃくちゃ楽しくて、時間があっと言う間に過ぎた!
次は、恐竜に挑戦!(息子談)

 

これを見れば、しかけ絵本が作れる!

『実物で学ぶしかけ絵本の基礎知識ポップアップ』デビッド・A・カーター,ジェームス・ダイアズ/著 大日本絵画

こちらは、仕掛け絵本の仕組みがとてもわかりやすく説明されているので、この本を参考にしてオリジナルの仕掛け絵本を簡単に作ることが出来ます。ただ、仕掛けによっては細かな作業が必要になって来るので、未就学児や低学年のお子さんは、親子で取り組まれることをおすすめします。
ストーリーと絵はお子さん担当で、親は仕掛け作りを担当するなどして、役割分担をして楽しむと良いかも知れませんね。

小2むすこ
小2むすこ

ひとりで仕掛けを作るのは難しいけれど、
ボクが書いた物語に仕掛けをつけて、動いた時には感動した!
また、やりたい!(息子談)

 

1ページ1ページ、指示を受けてこなしていく心地よさ。

『NHKノージーのひらめき工房 ノージーのひまつぶしブック』NHK「ノージーのひらめき工房」制作チーム,ツペラツペラ/著 金の星社

NHKの番組「ノージーのひらめき工房」から、暇な時に最適な一冊が誕生しました。
こちらは、雨で自宅から出られない時や、レストランの待ち時間など、ちょっとした暇な時間に、退屈せずに過ごせる優れものです。それぞれのページに色々な指示が書かれてあり、その指示通りに線を描いたり、色を塗ったり、落書きをしたり・・・子ども心を擽る内容です。我が子もすっかりハマってしまいましたよ。

4才むすめ
4才むすめ

いろんな絵が書けて、楽しかった!(娘談)

 

1ページをじっくり楽しめる迷路の絵本。

『お化けの迷路 ―幽霊の学校をぬけて地獄の迷宮へ―』香川 元太郎/作 PHP研究所

ビビりさんの我が子。迷路は大好きですが、これはどうか・・・。表紙を見るからには、なかなか怖そう。
そんな不安を抱きながら試しに見せてみた所、意外にも長時間じっくり眺めて、今ではすっかりお気に入りの仲間入りになってしまいました。
どのページも隅々まで細かに描きこまれていて、迷路はもちろんのこと、それ以外の絵に大人も釘付けになってしまう一冊です。

 

全て折り紙だけで作れちゃう!

『遊ぶ!飾る!かわいい!折り紙ドールハウス』山口 真/著 PHP研究所

こちらは、家も家具も、全てを折り紙だけで作ってしまおうという、折り紙の本です。
沢山の折り紙を使うので、百均等で買い足しをして、途中で枚数が足らなくならないように事前準備をしておきましょう。家具や小物が作れたら、好きなように家に配置をして、お子さんとお人形ごっこをして遊べますよ。
まるで、シルバニアファミリーのようなお家も、折り紙を何枚も使って作れるので、ぜひ、お子さんと一緒にチャレンジしてみてください。

4才むすめ
4才むすめ

お母さんと頑張って作ったよ!一緒に遊べてうれしかった!(娘談)

 

お店屋さんごっこを楽しめる本!

『おりがみ ごっこあそび ―おみせおしゃれあそび―』いまい みさ/著 小学館 

こちらは、お店屋さんごっこ好きのお子さんなら、目が輝くこと間違いなしの一冊です。
いろいろな料理を折り紙で再現することが出来、先にご紹介した『遊ぶ!飾る!かわいい!折り紙ドールハウス』同様、作っている間はもちろんのこと、完成してからも遊んで楽しめます。
料理の他にも、女の子が喜びそうなお化粧グッツの作り方も載っているので、ただ折り紙で作って終わりではなく、その後のごっこ遊びの小道具として折り紙がボロボロになるまで遊べます。

4才むすめ
4才むすめ

わたし専用、お化粧セットが出来ちゃった。(娘談)

 

親子でマジックにハマろう!

『【図書館版】超ウケキッズマジック(全3巻セット)』藤原 邦恭 /著 いかだ社

こちらは、小学生中学年くらいからであれば、一人でも楽しめるマジックの本です。低学年や未就学児のお子さんは、まだ少し一人で取り組むには難しいかも知れませんが、家族でわいわい盛り上がるには、期待できる一冊です。
お楽しみ会やお誕生日会などのパーティー向きなマジックから、学校の休み時間に披露できる簡単なものまで幅広く、全部で3巻あるので、どのようなマジックをマスターしたいかによって、読む巻を選んでみてはいかがでしょうか。
長いお休みに、マジックを沢山習得してみるのも良いかも知れませんね。

 

身近なもので、おもしろ実験!

『キッチンとお風呂でできる! 小学生のおもしろ科学実験』甲谷 保和 /著 実業之日本社

こちらは、小学生用に出版された、自宅で簡単にできる実験の本です。使う材料も身近なものばかりなので、気軽に取り掛かることが出来ます。
中身は、わかりやすい解説に加え、写真や絵で視覚的に理解しやすくなっていて、どの実験も興味深く読めます。水と空気編、酸とアルカリ編、うれしい・楽しい編、しんじられない!編、音と光編、磁石と電気編と、章ごとに沢山の実験が載っているので、お子さんの年齢に合わせて無理のないものを選び、ぜひ、この機会に親子で挑戦してみてください。

 

作った後に遊べる工作が沢山!

『お父さんもお母さんもわくわくさんになれる!―10分間で作って遊べる工作レシピ21 (NHK「つくってあそぼ」) 』久保田 雅人/著 現代書林

NHK教育テレビの人気番組だった『つくってあそぼ』から、10分間程度で簡単に作ることの出来る、工作レシピ本が誕生しました。
番組を見たことのある方は、ご存じの通り、『つくってあそぼ』の魅力は、おっとりしたゴロリと、楽しそうに作品を作るわくわくさん、それから、少ない材料で短時間に作成でき、誰もがマネできる工程の少なさ、その上、その完成品で遊ぶことが出来ることです。本作は、こういった番組の魅力がギュッと詰まっていて、簡単な工作を気軽にお子さんと楽しむことが出来ますよ。
お父さんお母さんがわくわくさんになって、お子さんがゴロリになって、『つくってあそぼ』のような工作教室をお家で開いて楽しんでみてはいかがですか?

【番外編】大人が自粛中に、暇つぶしになる本 5選

 

一生懸命ふざけた大人に、思わず笑っちゃう本。

『超暇つぶし図鑑』ARuFa/著 宝島社

この本の著者である、ARuFaさんのブログ日記が楽し過ぎて、夜な夜な読んでは声を出して笑っている私。
ある日、ふっとARuFaさんが「バリアを張った」日の日記(※詳しくは本をご覧ください。)を息子に見せたところ、息子は大爆笑どころか目を輝かせて興味津々に「ぼくも同じの、作りたい!」と一言。それからと言うもの、息子もあっという間にARuFaさんのファンになってしまいました。
そんな、息子も大好きARuFaさんのあれやこれやが一冊の本になっていると知り、買わないわけにはいきません。
本書でも、相変わらず、真剣にバカなことをしているARuFaさんが溢れていて、申し分のない内容になっています。
この本に載っているような、ARuFaさんの作品(?)の中には、様々な試行錯誤があった上で完成したものがあり、そちらのプロセスをARuFaさんの日記で確認しながら読むと、本書の面白さが2倍になると思います。気になる方はぜひそちらも一緒に、ご覧になってみてくださいね。

小2むすこ
小2むすこ

ARuFaさん、大好き!(息子談)

 

自分と向き合える本。

『PICK ME UP ―書くたびに自分がもっと好きになる―』アダム・J・カーツ/著 ワニブックス

こちらは、自分自身の心の声を聴き、使い方によっては、自分が向かうべき道への指針となりうる一冊です。
ワークシートに書き込んでいくことによって、自分の中でごちゃごちゃしている感情や、自分の本心以外の他からの雑音が取り払われていき、気持ちの整理が出来ていきます。
書き込みながら、改めて自分という人間を知るも良し、悩んだり、挫けそうな時に読み返して、一度、原点に帰ってみるも良し。
本書の使い方は、人それぞれです。
たくさん書き込んで、ぜひ、自分だけの一冊に仕上げてみてください。

時間を忘れて、没頭できる本。

『ぬりえBOOK ちいさな女の子の不思議な旅』杉山 美奈子/著 コスミック出版

暇な時に、楽しみながら時間を有意義に使う方法はいろいろありますが、中でも、ぬりえは、大人になっても私の中で没頭できることの代表格です。どんなに腹立たしい気持ちになっていたとしても、無心になって色鉛筆を細かく動かせば、おのずと心も穏やかになってきます。
こちらは、可愛らしい女の子がいろいろな土地を旅してまわる様子が描かれているぬりえBOOKで、どのページもオシャレなタッチで、ポストカードになりそうな愛らしさです。この他にも、大人向けに様々なぬりえBOOKがありますので、自分の好みに合った絵柄のものをこの機会に探してみてはどうでしょうか。
その行動が、思いがけない、あなたの新しい趣味に繋がるかも知れませんね。

時間を埋めるにも、知識を深めるのにも、持って来いな一冊。

『きほんを学ぶ 世界遺産100 世界遺産検定3級公式テキスト<第2版>』世界遺産検定事務局/著・編集 マイナビ出版

暇な時にこそ、教養を身に付けてみてはどうでしょうか。
こちらは、世界と日本の世界遺産の基礎を学ぶには、最適な一冊です。この一冊で世界遺産検定3級までの基礎知識を得ることが可能なので、興味のある方は、ぜひ、チャレンジしてみてください。写真が豊富に掲載されているので、こんな時だからこそ、世界旅行に行ったつもりになって、眺めてみるのも良いかも知れませんね。

「へ~。」が止まらなくなる本。

『時間を忘れるほど面白い雑学の本』竹内 均/編集 三笠書房

こちらは、目次を眺めるだけで、もう気になって仕方がない、そんな雑学がたくさん載っている、そわそわが止まらない雑学本です。
何となくは知っていたけれど真相が気になる雑学から、目からうろこの驚きの雑学まで、思わず誰かに語りたくなる雑学が218ギュギュっと詰まっています。インスタントコーヒーを作ったのが日本人だったとか、どうして、人間にはしっぽがないのかなど、「へ~。」が止まらなくなること間違いなしの一冊ですよ。
こちらを読んで、何となく頭が良くなった気分になるのは、たぶん私だけではないのではないでしょうか・・・。

本は暇つぶしに最適

いかがだったでしょうか。
暇な時だからこそ、親子で楽しめる本を10冊+おまけで大人向けに番外編5冊をご紹介しましたが、この中に気になる本はありましたか?
お子さんの性格によっても、興味が出る本、出ない本は違ってくると思いますので、お子さんの好みに合ったものをお子さんと一緒になって選んでみてはいかがでしょうか。きっと、「これ、やってみたい!」、「見てみたい!」というお子さんのキラキラした声が聞けるはずです。
楽しみながら教養を得られたり、家族団らんでお子さんが安心感を得られたりする点で、やはり、本は暇つぶしに最適です。
この機会に、家でひとり、だらだらとゲームをさせるより、親子で本を眺めて、お子さんにとっても親御さんにとっても、有意義なひと時を過ごしてはみませんか?

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春の陽だまりのように、心が温かくなる絵本

「絵本」を身近に感じられる喜び

皆さんは、春を感じる瞬間ってありますか?
大きな窓に振り込む日差しが、心地よくて、ほっとしたり、蝶が庭をひらひらと横切れば、「春だな~」と呟いたり・・・。
お天気の良い昼過ぎ、私は、ふっと「春」を感じる瞬間があります。
朝も夜もまだまだ寒くて、ジャケットを羽織らないと凍えてしまいますが、一日の中でたまに顔を出してくれる春を、今は楽しみにして過ごしています。

冬、ストーブの近くに腰かけて、肩寄せ合って読み聞かせていた絵本を、春には、庭のベンチに腰かけて、気持ち良い空気を吸いながら、読み聞かせられるという、贅沢。
せっかくだから、そんな時に読んであげる絵本は、春の陽だまりのように、心が温かくなれるものがいいですよね。

春本番はまだまだですが、心がほっこりとする絵本を集めてみましたので、ぜひ、優しい声で、お子さんに読み聞かせてあげてください。

春の陽だまりのように、心が温かくなる絵本

 

ラブラブな二匹の好き好き比べ。

『どんなにきみがすきだか あててごらん』 サム・マクブラッドニィ/さく アニタ・ジェラーム/え 小川 仁央/やく 評論社

こちらは、チビウサギとデカウサギのやり取りが微笑ましいお話です。
タイトルの通り、お互いがお互いを大好き過ぎて、「どれだけ相手のことを好きか」言い合い合戦が始まるのです。そのやり取りが何とも愛らしくて、読んでいてくすぐったくなります。
チビウサギとデカウサギの関係性は、物語の中には描かれていませんが、おそらく、親子ではないでしょうか。
優しい気持ちで満たされて、読み聞かせ後は、親子でラブラブになれる作品です。
 

小1むすこ
小1むすこ

とってもいい話。デカウサギが優しいところがいいね。チビウサギはかわいらしかった。(息子談)

 

母の深い愛を感じる絵本。

『いいこってどんなこ?』 ジーン・モデシット/さく ロビン・スポワート/え もき かずこ/やく 冨山房

「いいこってどんなこ?」ウサギのぼうやがお母さんに訊ねます。
それに対するお母さんの受け答えが、愛に溢れすぎていて、思わず、わが身を顧みてしまいました。
ついつい、我が子に多くを求めすぎてしまい、イライラ言いがちの私。本当は、ありのままの我が子が大好きなのに怒ってばかり。この絵本のお母さんのようになれたら・・・とは思っても、なかなか現実は思うようにいきません。
だからこそ、絵本を読む時間はたっぷり甘えさせてあげたいものです。

ド直球な質問を投げかけてくるウサギのぼうやを見ていると、子どもは親のことをよく見ているな~と思わずにはいられません。きっとウサギのぼうやは、この返しを待っていたんだろうな、なんて思いながら、ぼうやのお母さんの秀逸な受け答えに感心すらしてしまいます。
 

小1むすこ
小1むすこ

絵が暗いから、最初はこわい話かと思ったけど、いいお話だった!(息子談)

 

名曲が絵本になりました。

『はじまりの日』 ボブ・ディラン/さく ポール・ロジャース/え アーサー・ビナード/やく 岩崎書店

ボブ・ディランの曲は聞いたことがありませんが、この絵本を読んだことで、とても聞いてみたくなりました。
こちらは、ボブが息子に宛てて書いた「Forever Young」という歌の歌詞が絵本になったものです。絵を描いたポール・ロジャースも彼の大ファンということで、絵の中にボブ・ディランゆかりの人物や、ゆかりのものが沢山描きこまれているので、元々詳しい人はテンションが上がるのではないでしょうか。
日本語訳は、アーサー・ビナードさんで、以前、彼の書いたエッセイのようなものを読んだことがあった私は、「こんな素敵な訳詩をされる方だったのか!」と正直驚きました。
歌で言うサビの部分の詩も素敵ですが、「ひとりをたのしめ」とか、「星空へのぼる はしごをみつけますように」とか、親の思いが詰まっていて、声に出して何度も読みたい、むしろ、覚えて朗読したいと思える絵本です。
 

小1むすこ
小1むすこ

絵が面白い。
ボブ・ディランという人は、優しいお父さんということがわかった。(息子談)

 

無性にハグがしたくなる。

『しゅくだい』 いもと ようこ/ぶん・え 宗正 美子/原案 岩崎書店

今日の学校の宿題は、なんと、おうちの人に、だっこされてくること。
モグの家では、モグが一生懸命だっこをしてもらおうとしますが、小さな赤ちゃんのお世話に忙しいお母さんはなかなか気づいてくれません。読んでいると、モグに同情してしまいますが、最後の笑顔に全て持っていかれます。
読んだ後で、息子に、「こんな宿題、出てほしい?」と訊ねると、元気のいい「うん!」を頂きました。そして思わず、息子をギュッとはぐ。息子は「ふふふ~。」と、とても嬉しそうに微笑んでいました。
そんな、スキンシップが出来る素敵な絵本です。
 

小1むすこ
小1むすこ

たまには、こんな宿題がいい。ほかの宿題が出なくてこれだけなら、すごく嬉しいのに。(息子談)

 

故人を思う気持ちが温かい。

『わすれられない おくりもの』 スーザン・バーレイ/さく・え 小川 仁央/やく

ある日、アナグマは、動物たちに「長いトンネルの むこうに行く」とだけ手紙を残し、死んでしまいました。
残された動物たちは、冬の間中、悲しみますが、やがて、春が来てアナグマからの「おくりもの」に気づくのです・・・。

大切な人の死の乗り越え方という、子どもが読む絵本には、いささか重いテーマの絵本ですが、子どもなりにいろいろ考えるようで、とても真剣な表情で聞いてくれました。
今回、この「春の陽だまりのように・・・」のテーマで本を紹介しようと思った時、一番に思い浮かんだのが、実はこちらの絵本。
春の温かな日差しを思い浮かべた時、ふっと、このアナグマのことを思い出したのです。
故人の思い出を語ることで動物たちの「悲しみ」が溶けたと同時に、訪れた春。
いろいろなことを優しく教えてくれたアナグマは、動物たちにとって、まさしく、春の日差しのような存在だったのではないでしょうか。
 

小1むすこ
小1むすこ

かわいそうな話。アナグマは優しいな~と思った。
動物たちを、かわいそうだと思ったけど、春になってアナグマのことを思い出すところが良かった。(息子談)

 
 

 

読書に適した、春の気候

いかがでしたか?ご紹介した絵本の中で、気になる絵本があった方は、ぜひ一度、書店や近隣の図書館で現物に触れてみてください。
読書=秋だと思いがちですが、最も読書に適した気候が、本当は春であると、私は確信しています。
一番丁度良い気候で、何をするにも過ごしやすい季節なのですから、読書だって、当然、春が一番気持ちが良いのです。
ストーブで温まって、クーラーをガンガンに効かせて、
そんなことをしなくても、のほほんと読書の出来る春。

本当に、待ち遠しいですね!

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【2月3日は節分】鬼が出てくる、おすすめの絵本 15選

~はじめに~ 子育てと、物語の中の”鬼”

「いつまでも寝ない子のところには、が来るよ!」
「悪いことをするとに連れていかれるよ~。」
などと、子どもに脅しをかける親を見たことはないだろうか。
最近では、鬼と電話がつながるスマートフォンのアプリなんていうものもあるらしいです。
私は、ずいぶん昔に、とある人から、この”脅しながら育てる”子育てはやめておいた方がいいと言われ、その理由を聞いたことがあります。
すると、その人は「それを切り札にしてしまうと、信じない年齢になってしまってからの子育てが大変になるから。」と言いました。
そしてこうも言いました。
事あるごとに脅されて育てられてきた子は、それが嘘だとわかった時から、親の言っていることにあまり耳を傾けなくなる。
なるほど・・・と思った瞬間でした。
広い目で見ると、”脅しの子育て”が通用するのは、ほんの僅かな期間だけですものね。
それでも、日々、時間に追われている中での子育て・・・手っ取り早く、鬼の力も借りたいという気持ち、よくわかります。現代の話だけに留まらず、スマートフォンアプリのなかった時代、もっと言えば、テレビも絵本もなくて、言い伝えることでしか、物語を広めることが出来なかった、ずっと昔から、親たちは、子育てに鬼の力を借りていたのだと思います。
いつまでも寝ようとしない子に、
悪さばかりをする、手が付けられない子に、
鬼が出てくる物語を話して聞かせ、
「いつまでも寝ない子のところには、が来るよ!」
「悪いことをするとに連れていかれるよ~。」
と、やはり、現代と変わらず、子どもに脅しをかけていたのではないでしょうか。
やがて、その子供が大人になり、自分がされたように我が子に語ることとなり、また、その子供が親となって、その子供に語っていくことで、物語は少しずつ変化しながらも語り継がれてきたのです。
子どもが聞き入るように、親たちは少しでも面白い話を語ろうと思ったに違いありません。

誰もが知っている昔話が、親たちの子育て事情から今日まで受け継がれてきていると思えば、鬼による”脅しの子育て”も、そこまで全否定するものではないのかも知れませんね。
ただし、携帯アプリに頼るのは、いかがなものかと。
そう思う私は、古い人間なのでしょうか・・・。

今回、こうした”鬼”が出てくる絵本から、特に面白いものを15冊選びました
昔から語り継がれてきた名作から、現代の新しい切り口で”鬼”を描いた物語まで、
幅広く選んでみましたので、ぜひ、この機会に、スマートフォンを絵本に持ち替えて、
お子さんに読み聞かせてあげてほしいと思います。

鬼が出てくるおすすめの絵本:まずは王道の3作品から

まずは、日本人ならば一度は聞いたことがあるであろう昔話から、3作品。
人々を震え上がらせる恐ろしい鬼たちが、成敗される王道のお話です。

とにかく悪い鬼たちを懲らしめろ!

『ももたろう』松居 直/作 赤羽 末吉/絵 福音館書店

 

小1むすこ
小1むすこ

この桃太郎、めっちゃ強そう!(息子談)

 

 

小さくたって、やっつけられる!

『いっすんぼうし』大川 悦生/作 遠藤 てるよ/絵 ポプラ社

 

小1むすこ
小1むすこ

一寸法師が鬼をやっつける時の、「えい、やあ!」という、かけ声が可愛らしくて笑った。(息子談)

 

 

とにかく悪い鬼たちを懲らしめろ!

『こぶとりじいさん』いもと ようこ/作・絵 金の星社

 

 

鬼が出てくるおすすめの絵本:元ネタが興味深い2作品

続いてご紹介するのは、元ネタが興味深い2作品です。絵本の中には、元々の原作があるものも多くありますが、実は、ずっと語り継がれてきた昔話と一緒にされがちな、この2作品にも、元ネタがあったのを知っていますか?

実は日本の昔話ではない?!

『だいくとおにろく』松居 直/作 赤羽 末吉/絵 福音館書店

 

小1むすこ
小1むすこ

面白かった~。でも、なんで鬼の子は、鬼の名前を歌ってたんだろう?(息子談)

 

 

軽快な語り口調の秘密は・・・。

『じごくのそうべえ』田島 征彦/作・絵 童心社

 

小1むすこ
小1むすこ

すごく面白かった!強い鬼がどんどん弱く見えてくるから笑えた。(息子談)

 

 

鬼が出てくるおすすめの絵本:大人が読んでもグッとくる2作品

続いて、人間にとって、恐怖の象徴ともいえる鬼が、どこか、人間味溢れる存在に感じられるグッとくる2作品をご紹介します。

健気な鬼の子に涙する。

『おにたのぼうし』あまんきみこ/作 岩崎ちひろ/絵 ポプラ社

 

 

涙で続きが読めません。

『泣いた赤おに』浜田 廣介/作 池田 竜雄/絵 偕成社

 

小1むすこ
小1むすこ

お母さんが泣いて、話がよくわからない。(息子談)

 

 

鬼が出てくるおすすめの絵本:子どもと鬼を面白おかしく描いた4作品

こわ~い鬼たちも無邪気な子供たちの手にかかれば・・・。鬼と子どもが登場する、クスッと笑える4作品をご紹介します。

鬼たちもかあちゃんの手にかかれば・・・。

『せんたくかあちゃん』さとう わきこ/作・絵 福音館書店

 

小1むすこ
小1むすこ

鬼まで洗うとは思わなかった。顔を書かれた鬼の顔が変で笑った。(息子談)

 

 

鬼に同情しちゃうかも。

『ソメコとオニ』斎藤 隆介/作 滝 平二郎/絵 岩崎書店

 

 

自分の中の鬼を豆で退治だ!

『おなかのなかにおにがいる』小沢 孝子/作 西村 達馬/絵 ひさかたチャイルド

 

 

怒るとツノが生えてくる?!

『わらっちゃった』大島 妙子/作・絵 小学館

 

小1むすこ
小1むすこ

おばけの世界でのショーが楽しかった!がいこつが出てきた!(息子談)

 

4才むすめ
4才むすめ

ちょっとだけ、こわかった。(娘談)

 

 

鬼が出てくるおすすめの絵本:新しい切り口で描かれた4作品

最後に、「そうきたか!」と唸りたくなる4作品をご紹介して終わりにしたいと思います。
鬼が出てくる絵本・・・本当にいろいろなお話がありますね。

ねずみ年の節分に読まなくて、いつ読むの!

『まめまきバス』藤本 ともひこ/作・絵 鈴木出版

 

小1むすこ
小1むすこ

絵が面白かった。いっぱいネズミが集まって、怪獣になっているところが気持ち悪かった。(息子談)

 

4才むすめ
4才むすめ

こわい鬼は出てこなかった。(娘談)

 

 

鬼たちの作戦が子どもたちに大うけ!

『オニじゃないよ おにぎりだよ』シゲタ サヤカ/作・絵 えほんの杜

 

小1むすこ
小1むすこ

まさか、そうなるとは思わなくて、めちゃくちゃ面白かった!(息子談)

 

 

鬼と人間との、異文化交流。

『それからのおにがしま』川崎 洋/作 国松 エリカ/絵 岩崎書店

 

 

視点を変えて見る面白さ。

『空からのぞいた桃太郎』影山 徹/作・絵 岩崎書店

 

 

~おわりに~ 節分と”鬼”、子どもに語れますか?

節分が近くなると、スーパーでは、鬼のお面が付いた豆の袋詰めが、山になって積まれている光景を目にします。
節分という行事に、”豆”と”鬼”は、欠かすことのできないキーパーソンなんですよね。
節分の日には、保育園で鬼に豆をぶつけたり、学校の給食で豆やイワシが出たり、ご家庭ではお父さんが鬼になって豆をぶつけられたり、鬼と豆で日本全体が大騒ぎです。
そんな中、豆を投げるときに叫ぶ「鬼は外、福は内」の意味を知っている人がどれほどいるのでしょうか。
子どもに、「なぜ豆で鬼を退治するのか、イワシの頭なのか、この行事にどういう意味があるのか」と訊ねられた時、あなたは、すらすら答えられますか?
ちゃんと伝えようとすればするほど、子どもには難しくて伝えづらくなってしまったり、
自分自身、あまり知らなくて、答えを濁してしまったり、
こういった伝統行事の由来を、子どもに説明するのは案外難しいものです。

こういう時、私はすぐに絵本に頼ります。
絵本は、子どもに大変分かりやすい言葉で語り、無理なく、ストンと、子どもたちの頭に情報を落としてくれるからです。困った時の絵本頼み。楽しみながら、知識を豊かにしていくことは、お子さんにとっても良いことですよね。
子育てに、どんどん絵本を使っていけば良いと思います。
”子育て”と”物語”は、ずっと昔から、切り離せない関係にあるのですから。

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【2020年干支】ねずみが出てくるおすすめの絵本 15選

今年の干支を絵本で読もう。

十二支の中の”子(ねずみ)”

2020年、今年の干支は、子(ねずみ)年です。
十二支の中で一番小さい動物ですが、順番は一番目。
なぜ、十二支の中で、ねずみが一番最初に来るのかを語った民話も数多くありますよね。
民話以外から言えば、「子」という、ねずみを表す漢字そのものに「繁殖する」という意味が含まれているらしく、植物の循環を表現している中国から伝わってきた十二支に、そういった意味の子(ねずみ)を一番最初に持ってくることで「新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表している」(『暮らしの歳時記』よりhttps://allabout.co.jp/gm/gc)のだそうですよ。
新しい年の始まりとして、十二支の中の子(ねずみ)は、なんだかおめでたくてピッタリですね。

人と鼠とのかかわり

鼠(ねずみ)は、ことわざや慣用句に多く使われていることでもわかる通り、
人とのかかわりが昔から濃い動物です。
子孫繁栄や、大黒天の使いなど、鼠から浮かぶイメージも決して悪いものばかりではありません。
ペット用に改良された鼠を、家族の一員として飼育している家庭も多く見られ、
現代でも、鼠は、人とのかかわりが非常に濃くあります。

そんな鼠ゆえに、ご存じの通り、絵本においても、時に相撲を取ってみたり、人のごとく生活していたりと、あらゆる物語で大活躍しています。絵本に登場している鼠たちは、小さくても勇敢だったり、賢かったり、どこか憎めないものが多く、今、少し考えただけでも、子どもたちに人気のキャラクターが多数思い浮かびます。
今回、そんな、ねずみさんたちが出てくるお話を15冊選りすぐって集めてみましたので、
ぜひ、この機会に、お子さんに読み聞かせてあげてください。

ねずみが出てくるおすすめの絵本 15選

 

年明けは、これで決まり!

『14ひきのもちつき』いわむら かずお/さく 童心社

 

小1むすこ
小1むすこ

え?もう終わり?!
字では書いてないけど、みんないろんなことしてて面白い。(息子談)

 

 

動物たちの表情に、思わず、ぷぷっ!

『ねずみくんのチョッキ』なかえ よしを/さく 上野 紀子/え ポプラ社

 

4才むすめ
4才むすめ

ねずみが小さくて可愛かった。(娘談)

 

 

”幸せ”は、日常の中にこそある。

『ねずみのよめいり』谷 真介/さく 赤坂 三好/え 佼成出版社

 

小1むすこ
小1むすこ

ねずみ、強っ!
お日さまが一番強いかと思ったのに、まさか・・・。(息子談)

 

 

人と繋がることの大切さ。

『ハリネズミと金貨』ウラジーミル・オルロフ/さく 偕成社

 

 

写真絵本で癒されて。

『ねずみのいえさがし』ヘレン・ピアス/さく 童話屋

 

 

住むなら、どっち?!

『いなかのねずみとまちのねずみ』アイソポス/さく  岩崎書店

 

小1むすこ
小1むすこ

面白かった~。自分なら、町がいいか田舎がいいか、悩むな~。(息子談)

 

 

欲しかった、こんなドールハウス!

『人形の家にすんでいたネズミ一家のおはなし』マイケル・ボンド/さく 徳間書店

 

 

悪者が出てこない昔話。

『ねずみのすもう』神沢 利子/さく 赤羽 末吉/え 偕成社

 

 

無鉄砲な子ネズミに、ドキドキハラハラ。

『こわい、こわい、こわい?しりたがりネズミのおはなし』ラフィク・シャミ/さく カトリーン・シェーラー/え 西村書店

 

 

行動力抜群のネズミ!

『としょかんねずみ』ダニエル・カーク/さく 瑞雲舎

 

小1むすこ
小1むすこ

図書館の先生が良い人で良かった。
ぼくの学校の図書館にも、サムみたいなネズミがいればいいのに・・・。(息子談)

 

 

ハプニングで形勢逆転。

『ねずみさんのくらべっこ』多田 ヒロシ/さく こぐま社

 

 

はたきおばけになって、大掃除。

『ぐりとぐらのおおそうじ』中川 李枝子/さく 山脇 百合子/え 福音館書店

 

 

きらきらした言葉の数々。

『フレデリック』レオ・レオニ/さく 好学社

 

 

人のせいばかりしていると、ろくなことにはならないよ。

『ツェねずみ』宮沢 賢治/さく 石井 聖岳/え 三起商行

 

 

一生懸命な、仲良しネズミたちが可愛らしい。

『5ひきのすてきなねずみ おんがくかいのよる』たしろ ちさと/さく ほるぷ出版

 

 

まとめ ~ねずみは愛されキャラ~

いかがでしたか?我が子に読んでみたいと思われる絵本は、この中にありましたでしょうか。
今回、ねずみが出てくる絵本をリストアップしている段階で、改めて、絵本には、ねずみという愛されキャラが、本当に多く登場しているな~と感じました。昔話にも沢山登場していて、つくづく、昔から、人の身近でしれっと暮らしていたのだな・・・と実感致しました。
小さくても勇敢で賢く、どこか憎めないねずみたちは、絵本の中の世界で、これからも愛くるしく動き回ってくれることでしょう。

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お正月に読み聞かせたい絵本 15選

絵本から日本の文化に触れて。

とある中学校に勤務していた時のことです。
お正月にまつわる本を展示していたコーナーの一角に、福笑いをつくって置いておいたところ、それを見つけた生徒たちが私に言いました。
「これ、なに?」
「これは、福笑いと言って、目隠しをして、顔のパーツを置いていく遊びなんだよ。目隠ししているから変な顔が完成して、皆で笑って福を呼ぶの。」
そう教えると、新しいもの好きの子どもたちは、意外にも大盛り上がりで福笑いを堪能していました。

今の子どもたちは、正月遊びに触れる機会がなかなかないようです。
大みそかは年越しそばを食べたり、元旦には門松を飾って、雑煮やお節料理を食べ、子どもたちは福笑いや羽子板で遊ぶ・・・。
核家族化が進む今の日本で、こういった伝統的なお正月の過ごし方をしているご家庭がどれほどあるのでしょうか。
この福笑いを知らない生徒たちとのやり取りは、少し大げさかもしれませんが、受け継がれていない日本文化の衰退を私に感じさせた、ささやかながらも印象的な出来事でした。

私自身、門松は飾っていませんし、(年越しそばは食べますが)雑煮やお節料理を子どもに作ったことは、ありません。けれども、この出来事を通して、我が子に、こういった日本文化を説明できない大人にだけは、なりたくないな~っと、思わずにはいられませんでした。

お節料理にはそれぞれどういう意味があるのか、
なぜ、門松をかざっているのか、
十二支になぜ、猫がいないのか、
子どもに訊ねられた時、「わからないな~。」ではなく、ちゃんと伝えられる大人でいたいですよね。
今回、お正月に読み聞かせたい絵本を、15冊選ばせて頂きました。
この中には、そういった、お正月に関するあれこれに、わかりやすく答えてくれている絵本も沢山含まれていますので、物語を通して、ぜひ、楽しみながら教えてあげてください。

お正月に読み聞かせたい絵本 15選

 

動物それぞれの、細かく描かれたエピソードが面白い!

『十二支のはじまり』岩崎 京子/さく 二俣 英五郎/え 教育画劇

 

小1むすこ
小1むすこ

とっても面白かった!ネコとネズミが、仲悪い理由がよくわかった。門の前を通り過ぎるイノシシが最高~。(息子談)

 
こちらの絵本もおすすめです。

愛嬌ある動物たちの絵がいい!

『じゅうにしのおはなし』ゆきの ゆみこ/さく くすはら 順子/え ひさかたチャイルド

 

ダジャレ好きには、この一冊。

『おせちのおしょうがつ』ねぎし れいこ/さく 吉田 朋子/え 世界文化社

 

小1むすこ
小1むすこ

歌ってるみたいな絵本だった!助け合うところもあってよかった。(息子談)

 

4才むすめ
4才むすめ

絵がもこもこで可愛い。(娘談)

 

 

これぞ、日本の年越し。

『おばあちゃんのおせち』野村 たかあき/さく・え 佼成出版社

 

 

可愛さとシュールさの両立!

『おもちのきもち』かがくい ひろし/さく・え 講談社

 

小1むすこ
小1むすこ

絵が面白くて好き!おもちに顔があって、逃げ出すところで笑った!(息子談)

 

 

お正月の楽しさが詰まった一冊。

『あけましておめでとう』中川 ひろたか/さく 村上 康成/え 童心社

 

 

美味しそうなお餅づくり。

『ばばばあちゃんのおもちつき』さとう わきこ/さく・え 福音館書店

 

 

年神様が出てくる絵本。

『おしょうがつのかみさま』おくはら ゆめ/さく・え 大日本図書

 

4才むすめ
4才むすめ

おしょうがつの神様がかわいい。みんなで一緒に遊んでいるのが楽しそう。(娘談)

 

 

子ども目線で描かれた、年越し。

『くまのこのとしこし』高橋 和枝/さく・え 講談社

 

 

リズムにのって、「どんどこどん」♪

『おしょうがつさんどんどこどん』長野 ヒデ子/さく・え 世界文化社

 

 

ポップなキャラクターが子ども心を擽ります。

『おせちいっかのおしょうがつ』わたなべ あや/さく・え 佼成出版社

 

 

人気シリーズのお正月。

『10ぴきのかえるのおしょうがつ』間所 ひさつ/さく 仲川 道子/え PHP研究所

 

小1むすこ
小1むすこ

カエルの家が、すべり台とかいろいろあって楽しそう。結局さいごには、みんな仲良く寝るところがいい。(息子談)

 

 

懐かしさ漂う絵本。

『もうすぐおしょうがつ』西村 繁男/さく・え 福音館書店

 

 

お節料理が仕上がる様子を、ユーモア満点に描いた絵本。

『十二支のお節料理』川端 誠/さく・え BL出版

 

 

お正月のあれこれは、全て開運に繋がっている!

『開運えほん』かんべ あやこ/さく・え あかね書房

 

 

まとめ ~絵本から感じられる「喜び」~

お正月は、テレビ等のメディアや、町のあちらこちらが、おめでたい雰囲気に包まれています。
それを肌で感じることの出来る子どもたちも沢山いるかと思いますが、
絵本からも、様々な物語を通して、新しい年を迎える喜びを感じてもらえたらいいですね。
今の日本は、移り変わりの激しい情報化社会で、次々に新しいものが生まれては、消えています。
だからこそ、液晶画面では決して得ることの出来ない、失くすべきではない「喜び」を
大切にして、次の世代へと繋いでいきたいです。

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【子ども編】クリスマスプレゼントには、ちょっと特別な絵本を。

絵本は、プレゼントに最適

クリスマスプレゼントのご購入はお済みですか?
玩具屋を梯子しながら、中にはギリギリになって慌てて買いに走っていらっしゃる方もいるかも知れませんね。
そんな方には、ぜひ、本屋に立ち寄って見られることをお勧めします。
絵本は、子どもはもちろんのこと、貰った子どもの親にとっても、玩具に比べて嵩張らず棚にしまえるので、喜ばしいプレゼントの一つです。
また、年齢にあった玩具や、流行りのゲームとは違い、ずっと長い間手元に残しておくことが出来るのも良いですよね。

プレゼントする子どもを想像しながら、どの絵本にしようかと考えるその時間・・・。
ぜひ、その至福の時をお楽しみください。

クリスマスプレゼントにおすすめしたい、特別感のある絵本15選

 

【小学男子編】

まずは、小学生の男の子が喜びそうな、特別感のある絵本を5冊ご紹介します。

とにかくド迫力!

『恐竜時代』ロバート・サブダ/著 大日本絵画

こちらは、開いた途端、お子さんの驚いた声が聞ける仕掛け絵本です。
ダイナミックな恐竜の仕掛けが、絵本を捲るたびに現れて、シンプルな表紙からは想像出来ない満足感を味わえます。
好きな子も多い、ティラノサウルスの仕掛けがこちら。※絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より
絵本から今にも這い出してきそうです!
インパクトだけでなく、恐竜の知識もちゃんと学べるので、こんな本をプレゼントしてもらったお子さんは、間違いなく恐竜好きになりそうですね。
本を両手で持って、パタパタと開け閉めすると、まるで恐竜が動いているように見えます。ぜひ、お子さんと一緒に試してみてください。

(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)
 

小1むすこ
小1むすこ

すごっ!!どうやって作ってるんだ!!恐竜、動いてる・・・。(息子談)

 

 

今、仕掛け絵本はここまで来た!

『サファリ』キャロル・カウフマン/作 大日本絵画

こちらは、映像のように、動物の動く姿が楽しめる作品です。
最初にこの絵本を見た時、「仕掛け絵本も、ついに、ここまで来たか!」と感動しました。
こればっかりは、手にもって確かめてもらうしか方法がなく、文面で感動をお伝えしきれないのが申し訳ないです。
このサファリの他にも、海の生き物『オーシャン』、氷の世界に住む生き物『ポーラ』、ジャングルの生き物『ジャングル』、絶滅寸前の生き物『ワイルド』があり、どれも感動が味わえますが、私のお勧めは、やはり『サファリ』です。アフリカで、実際に生きる野生動物たちを観察してきた著者が放つ、動物たちの躍動感が本当に素晴らしいです。
 

小1むすこ
小1むすこ

なんで?テレビじゃないのに、テレビみたい!!・・・テレビが本に、くっついてるの?(息子談)

 

 

知りたい気持ちを育てる絵本。

『地球探検』ジェン・グリーン/著 大日本絵画

地球の不思議について、ポップアップや透明シートで、わかりやすく説明してくれいている絵本です。
透明のシートで、本来ならば見えないはずの部分を見せてくれているので、新しい発見がいろいろ得られて、興味深く読み進めていくことが出来ます。
例えば、こちら。火山噴火の様子がリアルに表現されています。
自分が住んでいる地球の不思議について、楽しみながら沢山学べるので、「知りたい」気持ちの強い、好奇心旺盛な子にピッタリな一冊かも知れませんね。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)

 

 

 

 

図鑑を考えているけれど、どれが良いかわからない人におすすめ!

『[新版]くらべる図鑑』 小学館

この機会に、図鑑をプレゼントしようとお考えの方は、『くらべる図鑑』はいかがでしょうか。
いろいろな出版社から図鑑は出ていますが、セット買いすると結構な値が張りますし、どの図鑑が良いのか比較して決めるにも、数が沢山ありすぎてなかなか大変です。その点、こちらの図鑑はシリーズではなく、一巻で完結しているので、購入しやすくプレゼントには最適です。子どもがよく聞く、「〇〇と△△、どっちが大きいの?」という疑問に、絵で、わかりやすく答えてくれているので、図鑑を眺めているだけで知識を得ることが出来ますよ。
また、現実では比べようのない、比較が不可能なものを、あえて隣に並べて比べているので、そんな非現実的な絵を楽しめるのもこの図鑑の醍醐味の一つかも知れません。

かっこいい空想生物に憧れるなら、こちら!

『幻の動物とその生息地 新装版』J.K.ローリング/著 静山社

こちらは、あのハリーポッターの中で、ハリー達が教科書として使っていたとされる本を、著者であるJ.K.ローリングが実際に再現した作品です。以前のものは、著者が挿絵を担当していたようですが、2017年に新装版となってからは、Jonny Duddleの装画と、Tomislav Tomicの挿絵で、更に、豪華にバージョンアップしています。物語上では、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが本書を書いたことになっているので、映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と合わせて見るのも面白いかも知れませんね。想像が膨らむ、魔法動物のガイドブックです。

小学生の男の子は、やはり、かっこいい物に憧れる傾向にありますよね。
それに「わくわく」が付いてくるものであれば、尚更、
少年心を擽るのではないでしょうか。

 


 

【小学女子編】

次に、小学生の女の子が喜びそうな、特別感のある絵本を5冊ご紹介します。

開けば、美しい妖精の世界にうっとり!

『フラワー・フェアリーズ魔法のとびら』シシリー・メアリー・バーカ/著 大日本絵画

開いた瞬間、女の子なら誰しもが歓声を上げたくなる世界観。それは、まるで、本全体に魔法がかかっているような、不思議な感覚です。
ページを捲って、妖精の王国へと続く魔法の扉を見つける のですが、どのページも細かい絵と色づかいにため息がこぼれます。仕掛けを動かしながら、愛らしい妖精にうっとりしていると、最後の豪華な仕掛けにビックリ。今にも飛び立っていきそうな妖精たちに、親子でうっとりしながら読んでもらいたい一冊です。

切り絵アートのような精巧な作り

『くるみ割り人形』ロクサヌ・マリー・ギャイエ/著 大日本絵画

映画やバレエで人気の古典作品が、美しい絵本になりました。これまで、様々な作家さんの手によって描かれてきた『くるみ割り人形』ですが、こちらは特に芸術的で心打たれます。
中を開いてみますと、美しい切り絵の世界が広がります。
絵そのものは、いたってシンプルですが、三層の切り絵で表現されているので、奥行きがあって、物語に引き込まれるものがありますね。
美しい絵画を見ているような、ずっと眺めていたい作品です。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)

 

 

可愛らしくて、満足感を味わえる作品を。

『ピーターラビットの絵本 贈り物セット』ビアトリクス・ポター/著 福音館書店

こちらは、物語に出てくる動物たちのユーモアのあるエピソードや、優しいタッチで描かれたイギリスの風景に、心癒される名作です。ラ・フォンテーヌの寓話集のような、教訓めいた部分もあるので、親から子へのプレゼントとしてもピッタリなのではないでしょうか。
ピーターラビットの絵本は、著者、ビアトリクス・ポターが友人の息子に宛てた絵手紙が基で書かれた物語だそうで、その為か、描かれているエピソードや絵は、どこか暖かで、温もりを感じるものばかりです。大切な人へ贈るために描かれたことを思うと、誰かにプレゼントするには最適なシリーズですね。

立体的なキラキラの馬車に、目を輝かせて!

『シンデレラ』マシュー・ラインハート/著 大日本絵画

誰もが知る名作が、華やかな仕掛け絵本になりました。舞踏会のシーンを描いたページでは、両手に本を持って開いたり閉じたりすることで、人々がくるくるとダンスを踊るようになり、ため息がこぼれますし、
馬車のシーンでは、煌びやかな立体馬車に感動すら覚えます。どのページもずっと開いたままで飾っておきたいほどの仕掛けの数々ですが、物語もしっかり描かれているので読み応えもある一冊です。ピーターパンや、不思議の国のアリスなど、沢山シリーズ化しているので、お子さんの好きな物語を選んでプレゼントしてあげると喜んでくれるかも知れませんね。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)

 

幾層にも重なって作られた芸術に、感動!

『白雪姫』ジェーン・レイ/著 大日本絵画

こちらは、飛び出るタイプとは違う、舞台型のしかけ絵本です。前に紹介した『くるみ割り人形』のような切り絵を何層にも重ねることで、絵に奥行きが生まれています。
どのページも、物語の一場面を上手に切り取っていて素敵ですが、登場人物たちの表情はどこかシュールで、子どもに媚びていないところが新鮮です。各ページには赤い幕が描かれていて、まるで、小さな舞台を見ているような雰囲気を出しており、豪華な絵を更に引き立たせています。
特別な日の贈り物には最適な一冊です。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)
 

小1むすこ
小1むすこ

ぼくも同じようなの作ってみるわ!(息子談)

 

4才むすめ
4才むすめ

面白かった!私もつくる・・・。(娘談)

 

 

小学生の女の子は、キラキラした可愛いものが大好きです。
精巧に作られた仕掛け絵本は、やはり、女の子の目を引き付けて放しません。
特別な日には、誰もが知っている「名作」に、大胆なエッセンスが加えられたものを
プレゼントしてみてはいかがでしょうか。

 


 

【男女どちらも編】

最後に、小学生の男女、どちらにもお勧めな、特別感のある絵本を5冊ご紹介します。

色々な仕掛けが楽しい!

『サンタさんのてがみ』ジョセフィン・コリンズ/著 ひさかたチャイルド

クリスマスの準備で、サンタさんは大忙し。そんな中、サンタさん宛ての手紙が一通、行方不明になってしまったから、さあ大変です。ねずみさんと一緒にいろいろな仕掛けを楽しみながら、手紙を探していくという、なんとも、ほっこりするお話のこちら。
子どもたちがサンタさんへ書いた手紙が封筒の中に入っていて、サンタさんがそれを読むという、子ども心を擽る絵本です。もちろん、実際にこの手紙は封筒から取り出して読めるようになっています。他にも、ひみつの地図や、立ち上がりの仕掛けなどもあって、遊べる仕掛けが随所に散りばめられています。見開きでサンタさんの家の様子が見られるのも楽しいですね。何歳になっても、こういった絵本は夢があって、子どもに贈りたい衝動にかられます。

この表紙が大丈夫そうな子なら、おすすめです!

『Alive生きている体』レイン・スミス/著 大日本絵画

表紙のインパクトが強すぎて怖い話かと思いきや、こちらは、ヒトの体の中を見事な仕掛けで解説している、図鑑のような絵本です。
なんと、ページを開くとドクドク心臓の音が!音が出る仕掛けは、少しドキリとさせられますね。絵では隠れてしまって見えない、身体の中の構造が、立体であるが故にとてもよくわかります。リアリティーにこだわっているのか、色や作りが、なかなかリアルな感じなので、そういうのが気にならないお子さんには、お勧めです。自分の身体の中の仕組みが、これほど簡単に、目で見て理解できる本は然う然うないのではないでしょうか。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)

 

世界中で大人気の探し絵本。

『ミッケ(全8巻セット)』ジーン・マルゾーロ/著 小学館

私が子どもの頃は、『ウォーリーをさがせ!』が大ブームで、雨の日など教室でみんなこぞってウォーリーを探していましたが、今の時代はこちらです。(ウォーリーも未だ人気ではありますが。)
発売している小学館のホームページによると、日本だけでシリーズ累計860万部突破しているそうで、大人気の探し絵本です。

精巧なジオラマの中に隠されている、おもちゃや模型、アンティークやぬいぐるみなど、さまざまなものを探していく、おとなもこどもも一緒に楽しめる謎解き
(小学館ホームページhttps://www.shogakukan.co.jpより)

ウォーリーと違う点は、まさにここ。ウォーリーが細部まで描かれた絵が持ち味だったのに対して、どこかおしゃれな雰囲気が漂う、ジオラマ写真の中から、指示されたものを探し出していくのが『ミッケ!』の面白さなのです。ぜひ、ご家族でミッケを開いて、わいわいと団欒をして楽しんでください。

愛蔵版ならではの、特別感を味わって!

『愛蔵版エルマーのぼうけん』ルース・スタイルス・ガネット/著 福音館書店

こちらは、なんと言っても装丁が美しく、クロス調の表紙がおしゃれです。大切な人にプレゼントしてくださいと言っているようなものです。刊行60周年ということを記念して、絵や文を新規に作り直したという出版社の気合の入れようが、本書からビシバシと伝わってきます。
物語としても、広く読み継がれてきた名作だけに申し分なく、『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』の3巻を通して進んでいくエルマーと竜たちの知恵と勇気の大冒険は、終始、子どもたちをわくわくとさせてくれることでしょう。
1巻読むごとに面白すぎて続きが気になるので、まとめて3巻セットは子どもたちにとって、願ったりな、嬉しいプレゼントとなるに違いありません。
 

小1むすこ
小1むすこ

エルマーが頭良くて、いつも凄いと思う。
エルマーがみかんの中身を食べて、竜がみかんの皮を食べるところが面白い!(息子談)

 

 

大学受験にも使える、一生物!

『学習まんが少年少女 日本の歴史』 小学館

最後は、これまでとは少し路線を変えて、絵本ではなく、歴史の学習まんがシリーズをご紹介します。
こちらは、映画にもなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の中で、著者である坪田信貴さんが実際にお勧めしていた勉強法の一つで、数ある、日本の歴史学習まんがの中でも、一番歴史の流れが掴みやすいとおっしゃられていたシリーズです。まんがだからと言って、侮ってはならないということですね。まんがを何度も読み込むことで、歴史好きになれるのであれば、お子さんも願ったり叶ったりなのではないでしょうか。
ちなみに、世界史は集英社が出しているシリーズがお勧めだそうですよ。

クリスマスプレゼントを見つけに、本屋へ行こう

いかがでしたか?
仕掛けのある絵本を中心に、
普段では、なかなか手が出しづらい、
特別感のあるものを選んでみました。

ゲームに溺れる小学生ばかりの昨今、
クリスマスのプレゼントが本だと聞いて、
がっかりした顔を見せる子も、中にはいることでしょう。

けれども、ページを開いて歓声が上がる本は、
ここでご紹介した以外にも、世の中に、まだまだ沢山、出回っています。
ぜひ、実際に本屋へ出向いて、触って、確かめてみてください。

絵本だって、立派なクリスマスプレゼントになりますから・・・。