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雨の日に読みたい絵本

雨の日にこそ、読みたい絵本。

雨の日は外で遊ぶこともできず、子どもはストレスがたまり、散らかった部屋を見て親もイライラ。
家の中で遊ぶとなると、どうしても子どもをテレビやネット漬けにしてしまいがちになっていることも・・・。
ですが、そんな時こそ、お子さんの意識を絵本に向けさせる最大のチャンスです。普段、外遊びが大好きなお子さんを絵本に振り向かせるのに、この時期ほど最適なシーズンはおそらくないのではないでしょうか。
今回は、「雨の日」だからこそのワクワクしてしまう絵本をたくさん集めてみましたので、ぜひ、雨の日を狙って、お子さんに読み聞かせをしてあげてください。
じめじめで、うんざりだった「雨の日」が、お子さんにとって、きっと「特別な日」になるのではないでしょうか。

雨の日に読み聞かせたい絵本13選

雨は楽しむもの!

『どしゃぶり』おーなり 由子/作・はた こうしろう/絵 講談社

こちらは、リズミカルに雨が降る音や、まるでバケツをひっくり返したような、どしゃぶりな雨の様子が、はしゃぐ子供と共に臨場感たっぷりに表現されている絵本です。
大人になった今では、雨が降ると本当にうんざりしてしまいますが、この絵本は、雨が降った時に感じていた、幼い頃の心躍る感覚を思い起こさせてくれます。読んでいると、日常の中で、あれもダメ、これもダメと、つい、子どもに言いがちな自分に気づいて反省・・・。どしゃぶりの雨の中、ずぶぬれになって遊ぶ思い出の一つや二つ、私にもあったなあと、思わず物思いにふけってしまいました。
子どもにとって、雨の日は憂鬱なものではないのだと、むしろ、喜ばしいことですらあるのだと、改めて感じられた一冊です。
 

小3むすこ
小3むすこ

すごく気持ちよさそう!ぼくも頭からびしょぬれになりたい~!

 

5才むすめ
5才むすめ

雨降ったら、水着を着て遊びたいっ!

 

雨の日はひっちゃかめっちゃか!

『あめふりのおおさわぎ』デイビッド・シャノン/作・絵 小川 仁央/訳 評論社

こちらは、雨が降ったことにより始まった町中大パニックの連鎖を面白おかしくコミカルに描いた作品です。
読み手のテンションで面白いか否かが左右される絵本なので、寝る前にしっとり読み聞かせというよりは、物語のドタバタに合わせてテンションをアゲアゲで読んだ方がこの絵本の良さが出るように思います。
タイトル通りの「おおさわぎ」。どんどんエスカレートしていく「おおさわぎ」に引き込まれ、子どもたちは終始クスクスと笑っていましたよ。
 

小3むすこ
小3むすこ

警察の人の車が邪魔になってる!みんなイライラしてるね~。

 

5才むすめ
5才むすめ

続きがどうなるのか気になって、面白かった。

 

「ふってくる」のは雨だけじゃない?!

『ふってきました』もとした いづみ/作・石井 聖岳/絵 講談社

なにやら雲行きが怪しくなってきて、今にも「ふってきそう」な空の下、お母さんにあげるお花を摘んでいる、つゆこちゃん。これは絶対、雨が降ってくるなと思って読み進めていたら、思わぬ展開に子どもたちはニヤリ。
この絵本の面白いところは、想定外が起きることです。「そんな、ばかな~!」と言いながらも、降ってくるものたちの表情が何とも言えない感じで笑えます。絵のタッチがゆるい感じなのも物語とピッタリで、たくさん子どもたちの笑顔が見られました。
「ふってきそうな空」を見ながら、「何が降りそうかなあ、」と聞くと、子どもは必ず「雨でしょ。」と答えます。そんな前振りたっぷりで、ぜひ、読み聞かせてあげてください。
 

小3むすこ
小3むすこ

まさかまさか~。笑
最後は意外過ぎた。想像の遥か上を越えてきたな。

 

5才むすめ
5才むすめ

・・・雨は?

 

あまやどりしていたブタ君は、なぜ濡れてしまったのか?

『すてきなあまやどり』バレリー・ゴルバチョフ/作・絵 なかがわ ちひろ/訳 徳間書店

大きな木の下であまやどりしていたはずの、ぶたくん。やぎさんに、どうして濡れてしまったのかと尋ねられ、その理由を話し始めます。
ぶたくんがあまやどりしていた大きな木の下に、同じくあまやどりをしようとやってきた、たくさんの動物たち・・・。段々とスケールが大きくなる、ぶた君の話を聞いていて思い起こされるのは、ウクライナの民話『てぶくろ』。おじいさんがてぶくろを落としてしまい、動物が次々にやってきて、その手袋の中に入ってしまう、あの、感じによく似ています。
ただし、その流れからオチを想像していると、最後にいい意味で裏切られるので、壮大な前振りに思わず笑ってしまいます。こちらも、動物たちの表情が、物語の面白さに拍車をかけていますよ。
 

小3むすこ
小3むすこ

これも意外なオチで、笑えたね~。笑
かわいい話。

 

5才むすめ
5才むすめ

迫力があって面白かった!

 

昆虫好きに読んであげたい絵本。

『はっぱのおうち』征矢 清/作・林 明子/絵 福音館書店

『あさえとちいさいいもうと』や『こんとあき』など、林明子さんの絵本は、子どもが優しいタッチでとても愛らしく描かれていて、読んでいて癒されます。
こちらの作品は、小さな虫たちと一緒にあまやどりをする女の子のお話で、ページごとに虫たちの動きに変化が見られます。読んでいると、「かたつむりが進んでる!」、「この虫、前のページにいた!」と子どもは虫たちの動きにいろいろな発見をして楽しんでいました。
小さな秘密基地のような木の葉のおうちや、女の子と虫たちの触れ合いが、外遊びの楽しさを子どもたちに伝えてくれる、じんわりと暖かくなる一冊です。
 

小3むすこ
小3むすこ

妹ちゃんに似てない?

 

5才むすめ
5才むすめ

自分でも読みやすかったよ。この絵本、気に入った ♪

 

絵本でファンタジーを楽しもう!

『わんぱくだんのてるてるぼうず』ゆきの ゆみこ 上野与志/作・末崎 茂樹/絵 ひさかたチャイルド

こちらは我が子も大好きな「わんぱくだんシリーズ」です。このブログでも幾度となく、このシリーズをご紹介してきましたが、春夏秋冬どの季節にもピッタリ合うお話があるので、絵本選びに困った時に大助かりなシリーズです。
『わんぱくだんのてるてるぼうず』は、けん、ひろし、くみの三人が作ったてるてるぼうずが「おてんんきのくに」へ案内してくれるお話で、雲の上へ行ける夢のような展開に想像を膨らませ、我が子は嬉しそうに聞き入っていました。
梅雨の時期だからこそ、手作りてるてるぼうずを一緒に作って、じめじめとした空気を吹き飛ばしたいですね。
 

小3むすこ
小3むすこ

わんぱくだんシリーズだ!!
昔よく借りて読んだな~。てるてるぼうずたちが嬉しそうで可愛いよね。

 

5才むすめ
5才むすめ

わんぱくだん大好き~!
私も空を飛んでみたい!!いいな~。

 

使いたくない気持ち、わかりますが・・・。

『おじさんのかさ』佐野 洋子/作・絵 講談社

こちらは、何とも言えないおじさんの表情がたまらなく癖になる絵本です。
おじさんは自分の傘をたいそう大事にしていて、大事にしすぎるあまり、雨が降っても開くことがなく、誰かに貸してあげるなんてことは絶対にしませんでした。
ところが、ある日、小さな女の子がやってきて、「あめがふったら ポンポロロン あめがふったら ピッチャンチャン。」と歌い出して・・・。
まるで、初めて傘を買ってもらった子どものようなおじさんの様子がとてもチャーミングに描かれています。きっと、おじさんと同じ大人よりも、子どもたちの方が、この感情に心当たりがあり、おじさんの気持ちに共感できるのではないでしょうか。
 

小3むすこ
小3むすこ

おじさん、傘の本当の良さがわかってよかったな。
使わないと傘がかわいそうだし。

 

5才むすめ
5才むすめ

おじさんのお気に入りなんだね。
私も雨の音って大好きだよ。

 

想像するって、こんなにも楽しい!

『キムのふしぎなかさのたび』ホーカンイェンソン/作・カーリン・スレーン/絵 徳間書店

ざあざあぶりの雨の日。キムはお店の外でママの買い物が終わるのを待っていました。
やがて、傘をひっくり返して船のようにすると、それにとびのり、大冒険に出発です。ジャングルに行ったり、海に出たりと、子どもがわくわくすること間違いなしのお話ですが、最後まで読めば、子供の頃の自分を思い出して「こんなこと自分も考えてたな」とどこか懐かしく感じる方もいるのではないでしょうか。
子どもの想像力ってすごいですよね!
 

小3むすこ
小3むすこ

これって女の子の想像?
それともニルス(ニルスの不思議な旅)みたいに、本当に小さくなってたのかなあ?
やっぱ、想像かな~。

 

わたし
わたし

どっちともはっきりとは書いてないよね。
どっちであってほしい?

 

小3むすこ
小3むすこ

本当に小さくなって、傘に乗って旅してきたんだったら面白い!

 

5才むすめ
5才むすめ

私も!!

 

こんな傘がほしかった!

『ちいさなきいろいかさ』にしまき かやこ/イラスト・森 比左志/シナリオ 金の星社

なっちゃんがお母さんに買ってもらった小さな黄色い傘は、とても不思議な傘。なにが不思議か具体的に言うことは避けます(表紙の絵を見れば大体わかると思います)が、大きなばくさんも、背高のっぽのきりんさんも、難なく入れてしまう、とっても不思議な傘なのです。
この絵本を読んでいて、子どもが「あのね、あのね、いいことがあったの」と話しかけてきた時に、この物語のお母さんのように「いいことって、どんなこと」と問いかけてあげられる、子どもに寄り添ってあげられるお母さんって素敵だな~と思いました。
どんな内容であれ、「ふんふん、そうなんだね。」と子供の目を見て話を聞いてあげられるお母さんでいたいものです。
 

5才むすめ
5才むすめ

絵がかわいい!

 

小3むすこ
小3むすこ

こんな傘があれば、学校行くときも絶対濡れないじゃん!!

 

雨の日を楽しみたい気持ちが詰まった絵本。

『あめあめふれふれもっとふれ』シャーリー・モーガン/作・エドワード・アーディゾーニ/絵 のら書店

こちらは、何日も続く雨の日を悶々とした気持ちで過ごす男の子と女の子のお話です。
二人は窓から外を眺め、雨の日に自由に外出できる者たちを見ては羨み、彼らになれたらどんなにいいかと想像します。二人の様子を見ていると、雨の中で遊びたくて遊びたくてたまらない、今にも雨の中へ飛び出していきたい子どもたちの気持ちがよく分かり、なんだか微笑ましいです。
雨の日だからこそ、できる遊びってありますよね・・・。
 

小3むすこ
小3むすこ

これは気持ち、もの凄いわかるなあ~。
ずっと雨だと退屈で退屈でたまらなくなるもん。

 

5才むすめ
5才むすめ

雨の日しか長靴はけないから、雨が降ると外に出たくなるよ。
二人とも出れて良かったね!

 

雨の日の過ごし方は人それぞれ♪

『くすのきだんちのあめのひ』武鹿 悦子/作・末崎 茂樹/絵 ひかりのくに

こちらは、10階建てのくすのき団地に住む動物たちの様子が、読んでいて楽しいシリーズです。
雨の日も、思い思いに過ごす「くすのき団地」の住人たち。動物それぞれの過ごし方があって、どの窓からも小さなドラマを感じられます。
子どもたちは、6階のレストランでの、りすのコックさんとおくさんの会話が面白かったようで顔を見合わせていました。「何がそんなに面白いの?」と聞くと、「だって、グリーンピースって言ってる。」と。
ああ、なるほど。グリーンピースが嫌いな父さんのことを思い出して笑ったのか、と納得。
どの部屋に遊びに行きたいか、なんて言い合いながら、親子楽しく読み聞かせが出来る一冊です。
 

小3むすこ
小3むすこ

木の家なんて、秘密基地みたいで楽しそう。
しかもレストランまであるとか・・・。
ここに住めば、雨が降っても退屈しなさそうだよね。

 

5才むすめ
5才むすめ

かえるさんが羨ましくなっちゃった。
雨が「いいてんき」なのか~。

 

ばばばあちゃんは、雨にも負けない!

『あめふり』さとう わきこ/作・絵 福音館書店

こちらは、パワフルで優しいばばばあちゃんのシリーズです。
雨の日にうんざりなばばばあちゃんは、空に向かって大声で言いました。
なんて いじわるな やつらだい。ようし。そんなに いじわるをするんなら、こっちにも かんがえが あるよ
いらないものを暖炉にくべて、燃やし始めたばばばあちゃんは、仕上げにストーブと暖炉の中にこしょうと唐辛子を入れて、なにやら画策中。ばばばあちゃんの作戦は功を成すか、ぜひ、お子さんと語り合いながら読んでください。
最後のページの絵を見て、うちの子は「すご~い!ほんとはこんなこと出来ないよねえ?」と目を輝かせていました。
ばばばあちゃんのシリーズは、子どもたちに外遊びの楽しさを教えてくれたり、お菓子などの作り方を教えてくれるシリーズも楽しいですが、こういった「ありえないけれど、あったらいいな」が詰まったファンタジーも読んでいてわくわくしますよね。
 

小3むすこ
小3むすこ

ばばばあちゃんに、怖いものなんてないのかも。
ふかふかの雲に寝転がってみたくなった!

 

5才むすめ
5才むすめ

ばばばあちゃん大好き~。
雨って、鬼が降らしているの?!

 

虫好き、動物好き、外遊び好きに読んでほしい!

『雨がふったら、どこへいく?』ゲルダ・ミューラー/作・いとう なおこ/訳 評論社

こちらは、双子のきょうだい、リュックとマリオンが、仲良しのステフと一緒にぬまに出かけるお話です。
道中で様々な動物や虫たちと出会ったり、ぬま到着後も楽しい発見があったりと、生き物たちとの触れ合いは尽きませんが、急に雲行きが怪しくなって、あっという間に大きな雨のしずくが落ちてきました。
この作品の素晴らしいところは、雨が降った時の生き物たちの様子が、絵で丁寧に描かれているところです。チョウやコバエなどの虫から、ガチョウ、ウシ、ブタなど、いろいろな動物が雨の日にどこにいるのか、どうしているのかが、わかりやすくまとめられているので、沢山の気づきを得ることが出来ます。
物語の最後に、雨がふるメカニズムのプチ情報が載っていたり、鳥や花、虫の情報が載っていたりするのも、子どもたちにとっては嬉しいおまけのようですよ。
 

小3むすこ
小3むすこ

最後にいろんな豆知識が載ってて面白かった。
ぼくも外でいろいろ見つけたくなったよ。

 

5才むすめ
5才むすめ

雨が降っても、虫さんたちの隠れる場所がちゃんとあるんだね。
今度さがしてみよ~。

 

 

雨の日には雨の日の楽しみ方がある。

いかがでしたか?
傘に雨粒が落ちた時のパラパラという楽しい音、雨が降っただけで日常が別世界になる不思議、そんな、雨の日にしか味わえないワクワクとした感情を絵本を通して知ってもらえたら素敵ですね。

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夏に読み聞かせたい絵本15選

絵本で夏を感じよう。

7月になり、我が家の庭でも蝉たちの大合唱が聞こえるようになりました。
いよいよ、夏本番といったところでしょうか。
大人になれば、仕事が忙しかったり、子育てに追われていたりで、季節に浸る暇などないという方もおられるかも知れません。私自身、年々、一年が過ぎるのが早くなっている気がしています。

蝉の鳴き声や、風鈴の音、真っ青な空に浮かぶ入道雲、誰かと通った夏のあぜ道・・・。
誰しもが、きっと子どもの頃に感じたことのある、夏だけに聞こえる音や、見える景色。
絵本は、そんな、耳や目で感じるキラキラとした夏を、私たち大人に思い出させてくれます。
絵本を開けば、瞬く間に、心はあの頃の夏に戻っていくのです。
お子さんにとっても、やはり夏は特別で、大好きな季節。
今回は、そういった夏の音や景色を感じられる、夏に読み聞かせたい絵本を15冊選んでいます。
ぜひ、新たな季節の訪れを感じながら、読み聞かせをしてあげてください。

 

 

夏に読み聞かせたい絵本 15選

 

子ども心がくすぐられる絵本!

『ぼくのかえりみち』ひがし ちから/さく BL出版

「きょうは、このしろいせんのうえをあるいてかえろう」
そら君は、学校の帰り道、自分ルールを一つ作りました。それは、白線の上を歩いて帰るというもの。
白線が途中で途切れようが、無くなろうが、自分で決めたルールは絶対に守らなければなりません。
この絵本を読んでいると、自分がまだ小学生の頃、夏休みに学校の図書館へ本を借りに行った帰り道、姉と白線の上を裸足で歩いて帰ったことを思い出します。
私も、そら君と同じことをしていたからか、この絵本を読み聞かせていると、あの頃の夏の日差しや、いろいろな音、得体の知れない開放感が蘇ってくるのです。
そら君が自分自身に課したルールが、いかに「絶対」であるかがわかる描かれ方が秀逸で、読んでいるこちらまでドキドキハラハラとする作品です。

『ぼくのかえりみち』は、他の記事でも紹介しています。
5、6歳児におすすめの絵本20冊

 

小2むすこ
小2むすこ

横断歩道を渡るところの絵が、すごい!

 

4才むすめ
4才むすめ

お母さんに抱きつくところがいいね!

 

どこか懐かしい、田舎の夏休み。

『まほうの夏』藤原 一枝・はた こうしろう/さく・はた こうしろう/え 岩崎書店

こちらは、夏本来の楽しみ方をたくさん知ることが出来る絵本です。
ぐーたらな夏休みを送っていた都会暮らしの兄弟が、田舎のおじさんからの一声で、田舎の夏を満喫しに行くことになりました。
田舎には、都会では味わうことの出来ないワクワクがいっぱい。最初は戸惑っていた兄弟ですが、すぐに順応し始めるところはさすが子どもの力ですね。
いつかは覚めてしまうから「まほう」なのだろうと思うと、少しノスタルジックな気持ちになりますが、だからこそ、この夏をキラキラした思い出として、留めておくことが出来るのですよね。
田舎に暮らすうちの子からしてみると、「まほうの夏」というか、「ふだんの夏」ですが・・・。

小2むすこ
小2むすこ

この絵本を読んでいると、夏休みが楽しみで楽しみで、たまらなくなる。

 

4才むすめ
4才むすめ

ばあばの家みたい!

 

美しい夏の風景。

『夏がきた』羽尻 利門/さく・え あすなろ書房

こちらは、表紙の絵からして、夏の音や、香りが漂ってきそうな絵本です。
思わず、「わかるっ!」と言ってしまいそうな、扇風機、麦茶、花火、入道雲、通り雨・・・これら、夏の風物詩が、この絵本にはギュギュっと詰まっています。
子どもたちの生き生きとした表情や、真っ青な空に浮かぶ入道雲がとても気持ち良く描かれていて、引き込まれる一冊です。

小2むすこ
小2むすこ

これぞ夏っ!っていう感じ。

 

4才むすめ
4才むすめ

もくもくの雲がおいしそうだった。

 

かわいいかえるたちも夏を楽しんでいます!

『10ぴきのかえるのなつまつり』間所 ひさこ/さく・仲川 道子/え PHP研究所

10ぴきのかえるたちの住むひょうたんぬまで、年に一度の夏祭りが始まろうとしていました。このお祭りに欠かせないのが笛名人のどじょうじいさん。ところが、このどじょうじいさんが囚われの身になったから、さあ大変です!このままでは夏祭りが出来ません。そこで、10ぴきのかえるたちは・・・。
夏祭りメインと言うよりは、どじょうじいさん救出をメインに描いた物語ではありますが、このシリーズはこのドタバタ劇が持ち味だから、それでいいのです。一筋縄でいかないところがこのシリーズの面白さであり、このシリーズが大好きな子たちは、むしろ、このドタバタ劇を求めています。
あの手この手で、10ぴきの個性豊かなかえるたちが協力し合って切り抜けていく様子は、頼もしくも、可愛らしくもあり、子どもの心をつかんで離しません。

小2むすこ
小2むすこ

このシリーズ大好き!この話も、どうなるか先が気になって面白かった~。

 

4才むすめ
4才むすめ

かえるたちの名前が面白い!

 

キャンプに行く予定なら、読んであげたい一冊!

『10ぴきのかえる はじめてのキャンプ』間所 ひさこ/さく・仲川 道子/え PHP研究所

キャンプ好きのお子さんはもちろんのこと、これから初キャンプに行く予定のお子さんや、まだキャンプに行ったことのないお子さんにも、ぜひ、読んでいただきたいのがこちら。
先ほど紹介した「10ぴきかえるシリーズ」ですが、お騒がせな彼ら、実は、キャンプまで楽しんじゃっています。
10ぴきのかえるたちがキャンプなんて、何も起こらないはずがありません。
手作りカレーや、キャンプファイヤーなど、キャンプの王道も賑やかにこなし、かえるたちと一緒に、見ているこちらもキャンプ気分を楽しめてしまう一冊です。

小2むすこ
小2むすこ

10ぴきのかえるたちが楽しそうで、またキャンプに行きたくなった~。

 

4才むすめ
4才むすめ

キャンプでカレー、わたしも食べたい!

 

真っ赤に熟したスイカが食べたくなる!

『ありとすいか』たむら しげる/さく・え ポプラ社

夏と言えば、スイカですよね。こちらは、私が小学校に勤務していた頃、1年生だったか、2年生だったかの必読図書にもなっていた絵本です。
アリが見つけた大きなスイカ。美味しそうなスイカを巣穴に持って帰ろうと奮闘するアリたちのお話ですが、お話の中で何度も登場するスイカの、なんとも美味しそうなこと。真っ赤に熟れている大きなスイカと、真っ黒で小さなアリたちの対比も良くて、思わず絵を見入ってしまう作品です。

小2むすこ
小2むすこ

ぼくも、こんなに大きなスイカにかぶりつきたいっ!

 

4才むすめ
4才むすめ

わたしもっ!!

 

ダジャレ好きには外せない!

『なつやさいのなつやすみ』林 木林/さく・柿田 ゆかり/え ひかりのくに

夏野菜たちが夏休みを満喫する、こちらの絵本。
野菜たちが喋るたびにダジャレがさく裂しているので、ダジャレ好きの息子は、新たなダジャレが出てくるたびに声に出してそのダジャレを堪能していました。物語の内容そのものよりは、言葉あそびを楽しむタイプの絵本です。
ここで覚えたダジャレを言いながら野菜を食べると、苦手な野菜が克服できるかも知れませんね。とにかくダジャレが多い絵本なので、ダジャレがわかる年齢からが読み頃です。

小2むすこ
小2むすこ

野菜に関係したダジャレが、たくさん出てきて楽しかった。ぼくも使おうと思う。

 

4才むすめ
4才むすめ

お兄ちゃん、ダジャレばっかり言ってるもんね。ふふっ。

 

小2むすこ
小2むすこ

ダジャレは頭使うからな~。頭にいいんだ。

 

夏の主役といえば彼!

『セミくんいよいよこんやです』工藤 ノリコ/さく・え 教育画劇 

タイトルからワクワクするこちらの作品。内容は、まさしく、タイトル通りで、ずっと土の中にいたセミ君が、いよいよ地上に上がるその日が描かれています。
同じ作者の『ノラネコぐんだんシリーズ』が大好きな息子。こちらも気に入ったようで、何度も読み返しています。
工藤エリコさんの作品は、絵がとても愛らしくて素敵です。今回、擬人化(?)されているセミや、他の虫たちも、表情にどこか愛嬌があって、読んでいて笑みがこぼれますよ。

小2むすこ
小2むすこ

とにかくセミ君が可愛くて、応援したくなる。

 

4才むすめ
4才むすめ

セミの抜け殻って、こうやって出来るんだ!知らなかった!

 

暑い日に読んで涼しくなれる!

『ばばばあちゃんのアイスパーティー』さとう わきこ/さく・え 福音館書店

『ばばばあちゃんシリーズ』の中でも、お菓子作りをする内容のものは、作り方の簡単な手順が紹介されているので、読んでいると「作ってみようかな~。」という気にさせてくれます。
今回も、いろいろなものを凍らして(そんなものまで凍らすのか!というものまで)アイスパーティーを楽しんでいるので、「これを家でやったら、子どもは大喜びだろうな」と、思わずにはいられません。ばばばあちゃんの手にかかれば、暑い夏ですら涼しくなってしまうのですから凄いですよね。その行動力、見習いたいです。

小2むすこ
小2むすこ

こんなに簡単にアイスが作れるとは、思わなかった!やってみたい!

 

4才むすめ
4才むすめ

冷たくて、美味しそう!

 

夏の日常の中に見える「生」。

『生きる』谷川 俊太郎/詩・岡本 よしろう/え 福音館書店

こちらは、谷川俊太郎さんの詩「生きる」に、ありふれた夏の日常の一コマが挿絵となって描かれている作品です。
誰しもが、普段は無意識に生きていて、そのありがたさを忘れているけれど、ありふれた何でもない日常を送れることの大切さは、非常時になってみて初めて気づけたりしますよね。特に、これまで通りには生きられないコロナ禍の今読むと、詩も、絵も、なんだか痛いほど沁みてしまいます。
非常時だからこそ、ありふれた毎日を幸せに思えたり、
死を前にして初めて、生きることの素晴らしさに気づけたり、
そんなかけがえのない「生」が、この絵本の中にはたくさん隠れています。

小2むすこ
小2むすこ

絵を見て、道路にセミが死んでいたのを思い出したよ。

 

ゆる~い絵がクセになる!

『おばけのアイスクリームやさん』安西 永丸/さく・え 教育画劇

おばけの「ぼんちゃん」は、森のアイスクリーム屋さんです。いろいろなお客さんがアイスクリームを求めてやってきますが、ぼんちゃんは、お客さんそれぞれが喜ぶアイスクリームをちゃんとわかっているのです・・・。
特に大きな出来事が起こるわけではありませんが、話を進めていくうちに、次にぼんちゃんが作るアイスがどんな形なのかが気になってくる、どこかクセになる絵本です。ゆるいタッチで描かれた絵も、これまたクセになります。
暑い夏に、おばけと、アイスクリームと、極限まで無駄を削り取られたがゆえの、ゆる~い絵で、涼しくなってみませんか?
次にどんなアイスクリームが出来上がるのか、アイスをもらいに来たお客さんから想像して、お子さんと当てっこしても楽しいですね。

小2むすこ
小2むすこ

こんなアイスクリーム屋さんが本当にあればいいのに。ぼくなら絶対、カービィの形。

 

4才むすめ
4才むすめ

わたしは、ファントミラージュの形。

 

小2むすこ
小2むすこ

・・・それは難しいだろ。たぶん、キティちゃんぐらいじゃない?

 

4才むすめ
4才むすめ

ぼんちゃんなら、作ってくれると思う。ファントミラージュ。

 

爽快な夏のスタート!

『なつのおとずれ』かがくい ひろし/さく・え PHP研究所

気象予報士のかたつむりによって、梅雨明けが告げられました。そこで太陽が立ち上がり、「みんなに知らせますか」と一言。これにより、メロン、スイカ、セミ、カブトムシ、かきごおり、ソフトクリーム、せんぷうき、ひまわり、蚊取り線香、とうもろこし等々・・・夏の風物詩たちが、夏の始まりに向けて猛ダッシュ!最後は太陽の口が開き・・・。
もしも、夏の始まりが目で見てわかるなら、この絵本のような、爽快で楽しい感じがいいですね。
我が子には、「夏休み」と言われてたくさんの宿題をイメージするのではなく、こういった夏に出来る楽しいことをたくさん思い浮かべてほしいです。
かがくいひろしさんの絵は、ふんわりしていて温かいので、私も、うちの子たちも大好きです。

小2むすこ
小2むすこ

夏に関係する食べ物たちが、楽しそうで可愛い。最後は、そうなるのかっ!と、少し驚いた。

 

4才むすめ
4才むすめ

太陽の口の中は、熱くないのかな?

 


最後に、うちの子も愛してやまない「わんぱくだんシリーズ」を3本立てでご紹介します。
2019年9月に発売された『わんぱくだんのてんぐのすむやま』まで、シリーズは23作品となり、累計95万部を超える人気です。
3人の子どもたちが不思議な世界に迷い込み、冒険をする物語が、子どもたちは好奇心をくすぐられ、わくわくできるようです。23作品ともなると、クリスマスだったり、夏祭りだったり、季節感のあるお話がたくさんあり、読み手側も季節に合ったお話を選んで、手に取りやすいですね。
23作品の中に、夏に読みたい、ピッタリのお話がたくさんありました。

暑い夏に、少しゾクッと!

『わんぱくだんのおばけやしき』上野 与志/さく・末崎 茂樹/え ひさかたチャイルド

けん、ひろし、くみ、3人そろってわんぱくだん。
シリーズいつもの流れと少し違うのが、こちら。
いつもなら、3人が不思議な世界に迷い込んでしまうところですが、今回は、空き家でお化け屋敷ごっこをして終わりです。
ただ、お化け屋敷だけに、3人が怖~い体験をしちゃうので、怖がりさんの心臓はバクバクになるかも知れません。うちの怖がりさんは、「最後、怖かった~。」と言いつつも笑っていましたが・・・。
これくらいの程よい怖さが、怖がりさんには、ちょうど良いのかも知れませんね。

小2むすこ
小2むすこ

本物が出てくるとは思っていなかったので、ドキッとした。
最後の方に出てきた、後ろ姿の子どもたちの仕業だったのかな?

 

4才むすめ
4才むすめ

ちょっと・・・怖かった。

 

ちょっと不思議な夏祭り。

『わんぱくだんのなつまつり』上野 与志/さく・末崎 茂樹/え ひさかたチャイルド

表紙の絵が、とっても楽しそうなこちらの絵本。
わんぱくだんの3人は、お面を付けて、夏祭りを楽しむ準備万端。
楽しそうな太鼓の音色に誘われて、いつのまにやら不思議な夏祭りに迷い込んでしまいました・・・。
これぞ、わんぱくだんといった話の流れに、このシリーズ大好きのうちの子は、途中からニヤニヤが止まりません。
夏祭りの雰囲気もたっぷり味わえるので、このシーズンに読み聞かせてあげるのがピッタリな一冊です。

小2むすこ
小2むすこ

動物たちのお祭りなんて、ありえない話だけど、だからこそワクワクした~。

 

4才むすめ
4才むすめ

わたしも動物と友達になりたい。

 

プール遊びがいつのまにやら、海底探検に!

『わんぱくだんのかいていたんけん』上野 与志/さく・末崎 茂樹/え ひさかたチャイルド

小さなプールで潜って遊んでいたはずのわんぱくだんが、さらに潜って潜って、気づけば、そこは海!
この回も期待を裏切らない、夢のようなお話です。その上、海底にイルカの町があるだなんて、子どもの目がキラキラしないはずがありません。「いいな~。」と、終始、目を輝かせながら、物語に耳を傾けてくれることでしょう。
そして、わんぱくだんシリーズですっかりお馴染みなのは、最後に味わえるドキドキです。
夢オチで「なあ~んだ。そういうことか。」とがっかりさせておいてからの、くみのセリフ、「夢じゃないわ!ほらっ!」で、また、子どもの目はキラキラ。子ども心を最後までグッと話しません。
それにしても、イルカと一緒に泳ぐとは、なんて素敵なシチュエーションなのでしょう♪

小2むすこ
小2むすこ

小さなプールが海と繋がっているなんて、夢みたい!
こんなことが本当に起きればいいのに~。

 

4才むすめ
4才むすめ

イルカの国(町)に、わたしも行ってみたい!楽しそう!

 

 

夏は、なにか楽しいことが起こる季節。

いかがでしたか?
夏をテーマにした絵本は、探せばたくさんあります。
暑苦しくて、うっとうしい季節ではなく、なにか楽しいことが起こる季節。
お子さんが、わくわく、キラキラできる、そんな夏を絵本で一緒に感じることができると良いですね。

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七夕が近づいたら読み聞かせしたい絵本7選

七月七日を前に、七夕を題材にした絵本を読み聞かせよう。

 

七月の行事と言えば七夕ですが、七夕祭りなどが行われる、七夕に馴染みの深い地域にお住まいの方以外は、特に何をするでもなくスルーしてしまうご家庭も意外と多い行事なのではないでしょうか。
笹の葉を飾って、短冊に願い事を書いたり、夜空を見上げて天の川を探す・・・私が思い浮かぶのも精々その程度。七夕の日の過ごし方を熟知出来ている人って、実は、それほどいないのかも知れませんね。
七夕の起源もこれに然りで、もしも、お子さんに「どうして七夕があるの?」なんて聞かれた時、皆さんは答えることが出来るでしょうか。
実は、七夕にまつわるお話は沢山あって、由来も諸説あるようですが、そのどれもが、とても面白いストーリーのものばかりなのです。七夕が題材となっている絵本の中には、七夕そのものの起源が描かれた昔話風のものが沢山存在していて、今のお子さんには、それらが逆に新鮮に感じられるかも知れません。また、七夕が背景にある物語は、どれも温かな雰囲気で、読んでいてほっこりするものが多くあるので、この機会に、優しい親御さんの声で、ぜひ、お子さんに読み聞かせしてあげてください。

七夕が近づいたら読み聞かせたい絵本、6選

 

 

七夕の由来がわかる絵本!

『たなばたものがたり』舟崎 克彦/さく・二俣 英五郎/え 教育画劇

七夕の由来をお子さんに聴かれたら、まず、こちらの絵本を開いて見られることをお勧めします。
いろいろある由来の中でも、こちらは中国の民話を起源とした物語が描かれていて、興味深く読み進めることが出来ます。
七夕にはカササギの群れが織姫彦星を助け、天の川を渡らせてくれるようですよ。
星や星座に興味を持つきっかけにもなる一冊です。
 

オシャレなタッチで描かれた七夕!

『たなばたウキウキねがいごとの日!』ますだ ゆうこ/さく・たちもと みちこ/え 文溪堂

とにかく、絵が可愛すぎるこちらの絵本。ストーリーも可愛らしく、読んでいて笑顔になれる絵本です。
タヌキのポコくんが一生懸命書いた短冊は、隣の狐村まで飛んでいき、きつねのキコちゃんの元まで届きます。ポコくんが書いた願い事は「いっしょにあそべる ともだちがほしい」というもの。可愛い二匹がこの後どうなっていくのか、子どもも大人も可愛すぎて目が離せない物語です。
中国民話に描かれているカササギが登場したり、祭りの由来や七夕飾りの作り方なども載っているので、この一冊で七夕を知ることができ、七夕という行事をかなり堪能できますよ。
 

人気絵本作家の七夕絵本!

『ねがいぼしかなえぼし』内田 麟太郎/さく・山本 考/え 岩崎書店

こちらも絵が素敵な七夕の絵本です。
織姫と彦星が出会って、お互いを好きになり、仕事をかまけて遊んでばかり・・といった、こちらもやはり中国の民話が描かれています。低学年には少し話が長く、聴きづらいかもしれませんが、カササギが出てくる辺りでどの子も食いつくように思います。何と言っても、絵が素敵です。遠くからでも生える絵なので、複数の読み聞かせにも最適な絵本ですよ。
 

七夕が天女の物語だって知っていましたか?

『天人にょうぼう 七月・七夕のはなし』谷 真介/さく・赤坂 三好/え 佼成出版社

こちらはこれまでの中国民話ではなく、日本人なら昔話として一度は耳にしたことがあるのではないかと思われる「天女の羽衣」のお話が七夕の物語として描かれている絵本です。
元々、天女の羽衣の物語として広まっていた話があって、それに後付けで七夕の物語がくっついて七夕の由来として語られたのか、古くから七夕の起源として語られてきた物語の一つとして確立しているのか、謎が多い『天人にょうぼう』ですが、物語は元来、語られるうちに少しずつ、いろいろな物語が離れ、くっつきして形を変えてきたものであると考えれば、とても興味深いですよね。
「こんな由来もあるんだよ。」などと言いながら、どの由来が好きか、お子さんと話し合ってみるのも楽しいですね。
 

七夕祭りが描かれた絵本!

『たなばたまつり』松成 真理子/さく・え 講談社

話にこれといった大きな展開はありませんが、その分、七夕の夜が丁寧に描かれているのがこちらの絵本です。
願い事が叶う時、星が瞬いて合図を送ってくれるなんて、ロマンチックの何者でもありません。特に笹の葉を飾るわけでもなく、普段とあまり変わらず、七夕祭りとは無縁の、七夕の夜を過ごされているご家庭に、絵本で七夕を味わってもらうにはちょうど良い絵本かも知れません。
幻想的で、七夕の素敵な雰囲気を味わえる絵もとっても素敵です。
 

季節の行事絵本を探すなら、10ぴきのかえるシリーズが大助かり!

『10ぴきのかえるのたなばたまつり』間所 ひさこ/さく・仲川 道子/え PHP研究所

こちらも七夕祭りのことを描いている絵本ですが、登場するのは人ではなく、10ぴきのかえるや虫たち。七夕祭りには欠かすことの出来ない笹を探しに10ぴきのかえるたちが奮闘する物語です。このシリーズは、ひっくりかえるや、かんがえるなど、かえるたちのネーミングも愉快で、それぞれのかえるたちにもネーミング通りの個性があり、読んでいてクスッと笑えます。今回は、ザリガニが物語の良いスパイスになっていますよ。
 

子どもが好きなシリーズです!

『たなばたバス』藤本 ともひこ/さく・え 鈴木出版

シリーズもののこちら。以前は、確か、お正月の時に『まめまきバス』をご紹介させていただきましたが、『いただきバス』、『いもほりバス』に続いて三作目として出版されたのがこちらの『たなばたバス』です。どのシリーズも、愛らしいネズミとバスが大活躍していますが、このシリーズが子どもに喜ばれる点は、やはり、読む側も楽しく読める「ことば遊び」や飽きない「テンポの良さ」にあるように思います。七夕と、ネズミたちとバスが、どのように絡んでいくお話なのかは、ぜひ、読んでお確かめください。読み方次第で、子ども心をギュッとつかめる絵本であることは間違いありません。
 

七夕の夜に、絵本の読み聞かせ

 

いかがでしたか?
七夕の由来がわかる物語から、七夕の夜にちなんだ物語まで、七夕の絵本は大人も興味深く読める面白いものが多いように思います。
天の川で離れ離れになってしまった織姫と彦星が、七月七日に再び会う・・・そんな七夕の夜を彩る、素敵な絵本をお子さんに読み聞かせてあげてください。