目次
- 1 お気に入りの絵本が出来る年齢
- 2 1、2歳児におすすめの絵本
- 2.1 『くだもの』平山 和子/さく・え 福音館
- 2.2 『はらぺこあおむし』エリック・カール/さく・え 偕成社
- 2.3 『ノンタン もぐもぐもぐ(赤ちゃん版)』キヨノサチコ/さく・え 偕成社
- 2.4 『おばけがぞろぞろ』平山 和子/さく・え 福音館
- 2.5 『ねないこ だれだ』せな けいこ/さく・え 福音館
- 2.6 『そらはだかんぼ!』五味 太郎/さく・え 偕成社
- 2.7 『きんぎょがにげた』五味 太郎/さく・え 福音館
- 2.8 『いないいないばああそび』木村 裕一/さく・え 偕成社
- 2.9 『ぎゅっ』ジェズ・オールバラ/さく・え 徳間書店
- 2.10 『どうぶついろいろかくれんぼ』いしかわ こうじ/さく・え ポプラ社
- 2.11 『だーれだだれだ!』木村 裕一/さく・せべ まさゆき/え 小学館
- 2.12 『なかからぽん!』かろくこうぼう/さく フレーベル館
- 2.13 『まっくらトンネル』岡井 美穂/さく・え フレーベル館
- 2.14 『わたしのワンピース』西巻 茅子/さく・え こぐま社
- 2.15 『いっしょにうんち』福田 岩緒/さく・え フレーベル館
お気に入りの絵本が出来る年齢
1、2歳の子どもは、見よう見まねで親のやっていることをマネしてみたり、2歳も3歳に近ければ読み聞かせの真似事のようなことも始めます。日常では、好奇心旺盛に色々なものを口へ運ぼうとしたり、家じゅうの引き出しを開けようとしたり、目が離せません。外の様々な刺激に触れることで、乳児の時より表情はずっと豊かになり、ぽつりぽつり言葉も喋るようになる子も出てくるので、お気に入りの絵本や「読んでほしい絵本」が分かりやすいのもこの年齢です。自分で絵本を持ってきて、読んでアピールをすることもあるので、どの絵本を読むかリクエストに応えて読み聞かせをしてあげると喜んでくれますが、読み終わってもまたすぐ同じ本を読んでとせがむことも、しばしば・・・そこからはエンドレスに同じ絵本を読み続ける・・・そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お気に入りの絵本が出来たことは大変喜ばしいことですが、やはり、子どもに色々な絵本と出会ってほしいと思うのが親の気持ちです。しかし、お気に入りの絵本に夢中になっている子どもに、いくら「こっちも読んでみない?」とふったところで何の反応もなく、むしろ、好きな絵本を読んでもらえないことに癇癪を起して収拾がつかなくなることもあったりします。それでは、こうした時、どうすれば良いのでしょうか。
率直に言いますと、私は子どもが持ってくる絵本、お気に入りの絵本を時間の許す限り、まず読んであげるべきではないかと思います。ただし、こちらが読み聞かせたい絵本があるのであれば、「お気に入り絵本→お気に入り絵本2回目→こちらが用意した絵本→お気に入り3回目→お気に入り4回目」といった具合に、間にこちらが用意した絵本を挟んで読み聞かせてあげれば良いと思います。読み聞かせにそんなに時間をかけられないと思われるかも知れませんが、1、2歳児に読み聞かせをする絵本など1冊2分とかからず読み終わるものが殆どです。5回読んでもたったの10分くらいのものです。
絵本でスキンシップできる年齢はあっという間に終わってしまいます。今この時しか出来ないと思って、沢山読み聞かせてあげてください。
1、2歳児におすすめの絵本
『くだもの』平山 和子/さく・え 福音館
『はらぺこあおむし』エリック・カール/さく・え 偕成社
『ノンタン もぐもぐもぐ(赤ちゃん版)』キヨノサチコ/さく・え 偕成社
『おばけがぞろぞろ』平山 和子/さく・え 福音館
たしか、保育園で借りてきたんだよね!面白くて何回も読んだよ。
変わったおばけがたくさん出てくるんだ。(息子談)
名前が面白くて、読みたくなるよ。(娘談)
『ねないこ だれだ』せな けいこ/さく・え 福音館
『そらはだかんぼ!』五味 太郎/さく・え 偕成社
『きんぎょがにげた』五味 太郎/さく・え 福音館
『いないいないばああそび』木村 裕一/さく・え 偕成社
『ぎゅっ』ジェズ・オールバラ/さく・え 徳間書店
『どうぶついろいろかくれんぼ』いしかわ こうじ/さく・え ポプラ社
なんの形か答えるのが楽しかったよ~。(娘談)
『だーれだだれだ!』木村 裕一/さく・せべ まさゆき/え 小学館
『なかからぽん!』かろくこうぼう/さく フレーベル館
この本、好き!最後の、おうちがパカッと空くところが面白いよ。(娘談)
『まっくらトンネル』岡井 美穂/さく・え フレーベル館
『わたしのワンピース』西巻 茅子/さく・え こぐま社
『いっしょにうんち』福田 岩緒/さく・え フレーベル館
いかがでしたか?
ぜひ、書店や図書館で実際の絵本を手に取って、ページを捲ってみてください。
この年齢で、「絵本=楽しいもの」だと感じられるようになれば、その先の読み聞かせライフは親子共々とても充実したものになるのではないでしょうか。