ファンタジー好きにお勧めしたい名作たち
ファンタジー物の中には、昔から愛されてきた、いわゆる「名作」と呼ばれる物が数多くあります。
ところが、読みやすい話題の作品にばかり注目する傾向の強い昨今、こういった名作が中学生の目に触れる機会が最近は少なくなってきたように思います。
名作には、やはり、名作と言われるだけの理由があるわけで・・・
ぜひ、尻込みせずに、一度は読んでみてほしいジャンルの一つです。
ファンタジー小説から、想像することの楽しさを知ってもらえれば、読書の幅も広がると思います。
今回、ファンタジー小説の中から、世界で「名作」とうたわれているものや、私が個人的に「名作」と感じたものを10冊選んでみましたので、興味を持っていただけると、これ幸いです。
中学生におすすめのファンタジー小説10選
『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ/著 岩崎書店
本と現実がシンクロしていくところが面白い!
・・・でも、長すぎて、返却期限までに読めません。(生徒談)
『獣の奏者』上橋 菜穂子/著 講談社
スラスラ読めた。頭の中で、闘蛇を想像するのが楽しい。(生徒談)
『ナルニア国物語シリーズ』C.S.ルイス/著 岩崎書店
『床下の小人たちシリーズ』/著 岩崎書店
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々シリーズ』リック・リオ-ダン/著 ほるぷ出版
ラノベより、最近こっちにハマってきました。
自分がこんなに読めるとは思わなかったです。(生徒談)
『アポロンと5つの神託』リック・リオーダン/著 ほるぷ出版
『ダレン・シャン』ダレン シャン/著 小学館
けっこう怖い。でも読む手がとまらない。(生徒談)
『トワイライト』ステファニー・メイヤー/著 ヴィレッジブックス
エドワードが、とにかくイケメン。恋してます!(生徒談)
『青空のむこう』アレックス・シアラー/著 求龍堂
『タイムマシーン』H・Gウェルズ/著 偕成社
ファンタジー小説の魅力
いかがでしたか?少しでもファンタジー小説に興味を持っていただけたでしょうか。
本を読むメリットで、一般的に言われているものとして思い当たることをざっと挙げるとするならば、
〇客観的に物事が考えられるようになる
〇語彙力が身につく
〇色々な価値観に触れることができる
〇疑似的な経験を得られる
などがありますが、ファンタジー小説は、特にこの中で「疑似的な経験を登場人物と共に得られる」ことが大きいように思います。
実際には絶対に起こりえない現象や、体験できない冒険を、主人公と共に体験していくことで、世界観を存分に味わえることがファンタジー小説の魅力の一つであり、優れたファンタジー小説であればあるほど、読み手は想像力を掻き立てられ、物語の世界を楽しむことが出来るのです。
これを機に、ファンタジーの世界へ足を踏み入れて、どっぷりとその世界観を味わってみてはどうでしょうか。