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【子ども編】クリスマスプレゼントには、ちょっと特別な絵本を。

目次

絵本は、プレゼントに最適

クリスマスプレゼントのご購入はお済みですか?
玩具屋を梯子しながら、中にはギリギリになって慌てて買いに走っていらっしゃる方もいるかも知れませんね。
そんな方には、ぜひ、本屋に立ち寄って見られることをお勧めします。
絵本は、子どもはもちろんのこと、貰った子どもの親にとっても、玩具に比べて嵩張らず棚にしまえるので、喜ばしいプレゼントの一つです。
また、年齢にあった玩具や、流行りのゲームとは違い、ずっと長い間手元に残しておくことが出来るのも良いですよね。

プレゼントする子どもを想像しながら、どの絵本にしようかと考えるその時間・・・。
ぜひ、その至福の時をお楽しみください。

クリスマスプレゼントにおすすめしたい、特別感のある絵本15選

 

【小学男子編】

まずは、小学生の男の子が喜びそうな、特別感のある絵本を5冊ご紹介します。

とにかくド迫力!

『恐竜時代』ロバート・サブダ/著 大日本絵画

こちらは、開いた途端、お子さんの驚いた声が聞ける仕掛け絵本です。
ダイナミックな恐竜の仕掛けが、絵本を捲るたびに現れて、シンプルな表紙からは想像出来ない満足感を味わえます。
好きな子も多い、ティラノサウルスの仕掛けがこちら。※絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より
絵本から今にも這い出してきそうです!
インパクトだけでなく、恐竜の知識もちゃんと学べるので、こんな本をプレゼントしてもらったお子さんは、間違いなく恐竜好きになりそうですね。
本を両手で持って、パタパタと開け閉めすると、まるで恐竜が動いているように見えます。ぜひ、お子さんと一緒に試してみてください。

(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)
 

小1むすこ
小1むすこ

すごっ!!どうやって作ってるんだ!!恐竜、動いてる・・・。(息子談)

 

 

今、仕掛け絵本はここまで来た!

『サファリ』キャロル・カウフマン/作 大日本絵画

こちらは、映像のように、動物の動く姿が楽しめる作品です。
最初にこの絵本を見た時、「仕掛け絵本も、ついに、ここまで来たか!」と感動しました。
こればっかりは、手にもって確かめてもらうしか方法がなく、文面で感動をお伝えしきれないのが申し訳ないです。
このサファリの他にも、海の生き物『オーシャン』、氷の世界に住む生き物『ポーラ』、ジャングルの生き物『ジャングル』、絶滅寸前の生き物『ワイルド』があり、どれも感動が味わえますが、私のお勧めは、やはり『サファリ』です。アフリカで、実際に生きる野生動物たちを観察してきた著者が放つ、動物たちの躍動感が本当に素晴らしいです。
 

小1むすこ
小1むすこ

なんで?テレビじゃないのに、テレビみたい!!・・・テレビが本に、くっついてるの?(息子談)

 

 

知りたい気持ちを育てる絵本。

『地球探検』ジェン・グリーン/著 大日本絵画

地球の不思議について、ポップアップや透明シートで、わかりやすく説明してくれいている絵本です。
透明のシートで、本来ならば見えないはずの部分を見せてくれているので、新しい発見がいろいろ得られて、興味深く読み進めていくことが出来ます。
例えば、こちら。火山噴火の様子がリアルに表現されています。
自分が住んでいる地球の不思議について、楽しみながら沢山学べるので、「知りたい」気持ちの強い、好奇心旺盛な子にピッタリな一冊かも知れませんね。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)

 

 

 

 

図鑑を考えているけれど、どれが良いかわからない人におすすめ!

『[新版]くらべる図鑑』 小学館

この機会に、図鑑をプレゼントしようとお考えの方は、『くらべる図鑑』はいかがでしょうか。
いろいろな出版社から図鑑は出ていますが、セット買いすると結構な値が張りますし、どの図鑑が良いのか比較して決めるにも、数が沢山ありすぎてなかなか大変です。その点、こちらの図鑑はシリーズではなく、一巻で完結しているので、購入しやすくプレゼントには最適です。子どもがよく聞く、「〇〇と△△、どっちが大きいの?」という疑問に、絵で、わかりやすく答えてくれているので、図鑑を眺めているだけで知識を得ることが出来ますよ。
また、現実では比べようのない、比較が不可能なものを、あえて隣に並べて比べているので、そんな非現実的な絵を楽しめるのもこの図鑑の醍醐味の一つかも知れません。

かっこいい空想生物に憧れるなら、こちら!

『幻の動物とその生息地 新装版』J.K.ローリング/著 静山社

こちらは、あのハリーポッターの中で、ハリー達が教科書として使っていたとされる本を、著者であるJ.K.ローリングが実際に再現した作品です。以前のものは、著者が挿絵を担当していたようですが、2017年に新装版となってからは、Jonny Duddleの装画と、Tomislav Tomicの挿絵で、更に、豪華にバージョンアップしています。物語上では、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが本書を書いたことになっているので、映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と合わせて見るのも面白いかも知れませんね。想像が膨らむ、魔法動物のガイドブックです。

小学生の男の子は、やはり、かっこいい物に憧れる傾向にありますよね。
それに「わくわく」が付いてくるものであれば、尚更、
少年心を擽るのではないでしょうか。

 


 

【小学女子編】

次に、小学生の女の子が喜びそうな、特別感のある絵本を5冊ご紹介します。

開けば、美しい妖精の世界にうっとり!

『フラワー・フェアリーズ魔法のとびら』シシリー・メアリー・バーカ/著 大日本絵画

開いた瞬間、女の子なら誰しもが歓声を上げたくなる世界観。それは、まるで、本全体に魔法がかかっているような、不思議な感覚です。
ページを捲って、妖精の王国へと続く魔法の扉を見つける のですが、どのページも細かい絵と色づかいにため息がこぼれます。仕掛けを動かしながら、愛らしい妖精にうっとりしていると、最後の豪華な仕掛けにビックリ。今にも飛び立っていきそうな妖精たちに、親子でうっとりしながら読んでもらいたい一冊です。

切り絵アートのような精巧な作り

『くるみ割り人形』ロクサヌ・マリー・ギャイエ/著 大日本絵画

映画やバレエで人気の古典作品が、美しい絵本になりました。これまで、様々な作家さんの手によって描かれてきた『くるみ割り人形』ですが、こちらは特に芸術的で心打たれます。
中を開いてみますと、美しい切り絵の世界が広がります。
絵そのものは、いたってシンプルですが、三層の切り絵で表現されているので、奥行きがあって、物語に引き込まれるものがありますね。
美しい絵画を見ているような、ずっと眺めていたい作品です。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)

 

 

可愛らしくて、満足感を味わえる作品を。

『ピーターラビットの絵本 贈り物セット』ビアトリクス・ポター/著 福音館書店

こちらは、物語に出てくる動物たちのユーモアのあるエピソードや、優しいタッチで描かれたイギリスの風景に、心癒される名作です。ラ・フォンテーヌの寓話集のような、教訓めいた部分もあるので、親から子へのプレゼントとしてもピッタリなのではないでしょうか。
ピーターラビットの絵本は、著者、ビアトリクス・ポターが友人の息子に宛てた絵手紙が基で書かれた物語だそうで、その為か、描かれているエピソードや絵は、どこか暖かで、温もりを感じるものばかりです。大切な人へ贈るために描かれたことを思うと、誰かにプレゼントするには最適なシリーズですね。

立体的なキラキラの馬車に、目を輝かせて!

『シンデレラ』マシュー・ラインハート/著 大日本絵画

誰もが知る名作が、華やかな仕掛け絵本になりました。舞踏会のシーンを描いたページでは、両手に本を持って開いたり閉じたりすることで、人々がくるくるとダンスを踊るようになり、ため息がこぼれますし、
馬車のシーンでは、煌びやかな立体馬車に感動すら覚えます。どのページもずっと開いたままで飾っておきたいほどの仕掛けの数々ですが、物語もしっかり描かれているので読み応えもある一冊です。ピーターパンや、不思議の国のアリスなど、沢山シリーズ化しているので、お子さんの好きな物語を選んでプレゼントしてあげると喜んでくれるかも知れませんね。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)

 

幾層にも重なって作られた芸術に、感動!

『白雪姫』ジェーン・レイ/著 大日本絵画

こちらは、飛び出るタイプとは違う、舞台型のしかけ絵本です。前に紹介した『くるみ割り人形』のような切り絵を何層にも重ねることで、絵に奥行きが生まれています。
どのページも、物語の一場面を上手に切り取っていて素敵ですが、登場人物たちの表情はどこかシュールで、子どもに媚びていないところが新鮮です。各ページには赤い幕が描かれていて、まるで、小さな舞台を見ているような雰囲気を出しており、豪華な絵を更に引き立たせています。
特別な日の贈り物には最適な一冊です。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)
 

小1むすこ
小1むすこ

ぼくも同じようなの作ってみるわ!(息子談)

 

4才むすめ
4才むすめ

面白かった!私もつくる・・・。(娘談)

 

 

小学生の女の子は、キラキラした可愛いものが大好きです。
精巧に作られた仕掛け絵本は、やはり、女の子の目を引き付けて放しません。
特別な日には、誰もが知っている「名作」に、大胆なエッセンスが加えられたものを
プレゼントしてみてはいかがでしょうか。

 


 

【男女どちらも編】

最後に、小学生の男女、どちらにもお勧めな、特別感のある絵本を5冊ご紹介します。

色々な仕掛けが楽しい!

『サンタさんのてがみ』ジョセフィン・コリンズ/著 ひさかたチャイルド

クリスマスの準備で、サンタさんは大忙し。そんな中、サンタさん宛ての手紙が一通、行方不明になってしまったから、さあ大変です。ねずみさんと一緒にいろいろな仕掛けを楽しみながら、手紙を探していくという、なんとも、ほっこりするお話のこちら。
子どもたちがサンタさんへ書いた手紙が封筒の中に入っていて、サンタさんがそれを読むという、子ども心を擽る絵本です。もちろん、実際にこの手紙は封筒から取り出して読めるようになっています。他にも、ひみつの地図や、立ち上がりの仕掛けなどもあって、遊べる仕掛けが随所に散りばめられています。見開きでサンタさんの家の様子が見られるのも楽しいですね。何歳になっても、こういった絵本は夢があって、子どもに贈りたい衝動にかられます。

この表紙が大丈夫そうな子なら、おすすめです!

『Alive生きている体』レイン・スミス/著 大日本絵画

表紙のインパクトが強すぎて怖い話かと思いきや、こちらは、ヒトの体の中を見事な仕掛けで解説している、図鑑のような絵本です。
なんと、ページを開くとドクドク心臓の音が!音が出る仕掛けは、少しドキリとさせられますね。絵では隠れてしまって見えない、身体の中の構造が、立体であるが故にとてもよくわかります。リアリティーにこだわっているのか、色や作りが、なかなかリアルな感じなので、そういうのが気にならないお子さんには、お勧めです。自分の身体の中の仕組みが、これほど簡単に、目で見て理解できる本は然う然うないのではないでしょうか。
(※画像:絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net/より)

 

世界中で大人気の探し絵本。

『ミッケ(全8巻セット)』ジーン・マルゾーロ/著 小学館

私が子どもの頃は、『ウォーリーをさがせ!』が大ブームで、雨の日など教室でみんなこぞってウォーリーを探していましたが、今の時代はこちらです。(ウォーリーも未だ人気ではありますが。)
発売している小学館のホームページによると、日本だけでシリーズ累計860万部突破しているそうで、大人気の探し絵本です。

精巧なジオラマの中に隠されている、おもちゃや模型、アンティークやぬいぐるみなど、さまざまなものを探していく、おとなもこどもも一緒に楽しめる謎解き
(小学館ホームページhttps://www.shogakukan.co.jpより)

ウォーリーと違う点は、まさにここ。ウォーリーが細部まで描かれた絵が持ち味だったのに対して、どこかおしゃれな雰囲気が漂う、ジオラマ写真の中から、指示されたものを探し出していくのが『ミッケ!』の面白さなのです。ぜひ、ご家族でミッケを開いて、わいわいと団欒をして楽しんでください。

愛蔵版ならではの、特別感を味わって!

『愛蔵版エルマーのぼうけん』ルース・スタイルス・ガネット/著 福音館書店

こちらは、なんと言っても装丁が美しく、クロス調の表紙がおしゃれです。大切な人にプレゼントしてくださいと言っているようなものです。刊行60周年ということを記念して、絵や文を新規に作り直したという出版社の気合の入れようが、本書からビシバシと伝わってきます。
物語としても、広く読み継がれてきた名作だけに申し分なく、『エルマーのぼうけん』『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』の3巻を通して進んでいくエルマーと竜たちの知恵と勇気の大冒険は、終始、子どもたちをわくわくとさせてくれることでしょう。
1巻読むごとに面白すぎて続きが気になるので、まとめて3巻セットは子どもたちにとって、願ったりな、嬉しいプレゼントとなるに違いありません。
 

小1むすこ
小1むすこ

エルマーが頭良くて、いつも凄いと思う。
エルマーがみかんの中身を食べて、竜がみかんの皮を食べるところが面白い!(息子談)

 

 

大学受験にも使える、一生物!

『学習まんが少年少女 日本の歴史』 小学館

最後は、これまでとは少し路線を変えて、絵本ではなく、歴史の学習まんがシリーズをご紹介します。
こちらは、映画にもなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の中で、著者である坪田信貴さんが実際にお勧めしていた勉強法の一つで、数ある、日本の歴史学習まんがの中でも、一番歴史の流れが掴みやすいとおっしゃられていたシリーズです。まんがだからと言って、侮ってはならないということですね。まんがを何度も読み込むことで、歴史好きになれるのであれば、お子さんも願ったり叶ったりなのではないでしょうか。
ちなみに、世界史は集英社が出しているシリーズがお勧めだそうですよ。

クリスマスプレゼントを見つけに、本屋へ行こう

いかがでしたか?
仕掛けのある絵本を中心に、
普段では、なかなか手が出しづらい、
特別感のあるものを選んでみました。

ゲームに溺れる小学生ばかりの昨今、
クリスマスのプレゼントが本だと聞いて、
がっかりした顔を見せる子も、中にはいることでしょう。

けれども、ページを開いて歓声が上がる本は、
ここでご紹介した以外にも、世の中に、まだまだ沢山、出回っています。
ぜひ、実際に本屋へ出向いて、触って、確かめてみてください。

絵本だって、立派なクリスマスプレゼントになりますから・・・。

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