に投稿 コメントを残す

大人が、ジ~ンとくる、しみる絵本10選

大人だって、絵本を読みたい時がある

仕事が思い通りにいかないとき、人間関係に疲れているとき、どうにかしてモチベーションを上げたいとき・・・皆さんはどうやって、その時を乗り越えているのでしょうか。

私はそんな時、決まって絵本を開きます。

書店に行くと、所狭しとひしめき合って置かれている絵本の中に、未就学児や小学生低学年に読んであげるには、少し、ハードルが高い絵本が目に留まることがあります。これらは、子どもに向けてというよりは、作者が意図している”物語の向こう側”をくみ取れる大人や、社会の荒波に揉まれて少し病んでいる大人が読むと、時に絶大な効果(?)を発揮することがあります。

実際にこれらの絵本を子どもに読み聞かせても、ぽかんとして反応はイマイチ。 ところが、中学生に全く同じ絵本を読み聞かせすると、神妙な面持ちで良い反応が返ってきます。

そこで、今回は、そういった未就学児や低学年の児童向けではない、中学生から大人までが”しみる”絵本を10冊集めてみました。

絵本の奥深さを感じて頂き、心に”しみて”もらえたら嬉しいです。

中学生から大人までが、しみる絵本10選

 

自分探しは人生の永遠のテーマ?!

『ぼくを探しに』シェル・シルヴァスタイン/著 講談社

 

せいとさんの声
せいとさんの声

子供向けかと思ったけど、意外に響いた。(生徒さん談)

 

小1むすこ
小1むすこ

パックマンみたい。(息子談)

 

 

たいせつなのは、あなたがあなたでいること。

『たいせつなこと』マーガレット・ワイズ・ブラウン/さく フレーベル館

 

せいとさんの声
せいとさんの声

これを読むと、自分はありのままでいいと思えた。(生徒さん談)

 

 

想像することを忘れないで。

『ぼくがラーメンたべてるとき』長谷川 義史/作 教育画劇

 

せいとさんの声
せいとさんの声

子供向けかと思いきや、途中から雰囲気が変わって、何とも言えない気持ちになった。

 

小1むすこ
小1むすこ

ぼくが色々している間にも、世界ではいろんなことが起きているんだな~。(息子談)

 

 

男の子への思いに、ジーンとくる。

『おおきな木』シェル・シルヴァスタイン/さく あすなろ書房

 

どこか哲学的・・・。

『ヒトニツイテ』五味 太郎/さく 架空社

 

”ことば”から、その土地の歴史や文化が見え隠れ。

『翻訳できない世界のことば』エラ・フランシス・サンダース/著 創元社

 

せいとさんの声
せいとさんの声

本のデザインがとっても可愛い!(生徒さん談)

 

 

伊坂小説のような、”わくわく”が感じられる絵本。

『Dr.インクの星空キネマ』西野 亮廣/さく 幻冬舎

 

せいとさんの声
せいとさんの声

お笑い芸人が書いたと聞いて、めちゃくちゃ驚いた!
話も、絵も、今まで見た絵本の中で一番良かった。(生徒さん談)

 

 

おじいさんの思いに心打たれる。

『つみきのいえ』加藤 久仁生/さく 平田 研也/絵 白泉社

 

物事を違う視点から見ることの、面白さ。

『ZOOM』イシュトバン・バンニャイ/さく 復刊ドットコム

 

せいとさんの声
せいとさんの声

こういう本をもっと図書館においてください!(生徒さん談)

 

 

サイレント映画さながらです。

『アライバル』ショーン・タン/さく 河出書房新社

 

 

まとめ ~絵本のセラピー効果~

いかがでしたか?
子どもの頃、絵本を親に読み聞かせてもらったり、わくわくしながら自分で一生懸命読んだりした経験のある方は、大人になって絵本を開くと、そんな温かな懐かしい思い出が一気に蘇ってくるのではないでしょうか。
読み終わった後で、胸の奥をギュッと掴まれてしまったような何とも言えない気持ちが、現実世界とシンクロした時、私たちは紛れもなく、絵本に”癒されている”のです。

絵本は、子どもだけでなく、疲れている大人に対しても、分け隔てなく、”癒し”や”気づき”を与えてくれます。ぜひ、この機会に、”しみる絵本”を手に取ってみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です